ドライブインダルマ｜レトロ自販機の希少種は調理中内部が見える？【京都・舞鶴グルメ】

根強い人気があるものの、今や絶滅危惧種とも囁かれるようになったレトロ自動販売機。ロマンを求めて京都府舞鶴市のドライブインダルマに設置されているというレトロ自販機を訪ねてみると、そこにあったのは少し違うタイプのマシンだったのです。

ドライブインダルマ

舞鶴市街地から少し西に外れた国道178号線沿いにあるドライブインダルマです。レトロ自販機レストランでは24時間営業の所も多いですが、こちらは8:00～18:00の営業時間で水曜定休なので注意。

扉を開くと早速レトロ自販機達が現れました！瓶コーラ、カップヌードル、ラーメン、きつねうどん、天ぷらうどん。この色のタイプは見たことがないかも？

ハンバーガー自販機ではレタスバーガーやホットドッグを提供しています。が、この時はすでに完売。終売ではなく、ちゃんと稼働しているようなのでまた次の機会にでも。

ならば麺類だ！ど・れ・に・し・よ・う・か・な？

天・ぷ・ら・う・ど・ん・の言う通り、チャリーン。選択ボタンがないのでお金を入れると自動的に調理開始。出来上がりの登場シーンを撮影しようと取出口を覗いてみると…

丸見え！？

見慣れたタイプの麺自販機だと扉があって中は見えないようになっています。しかしこちらは自販機内部の秘密を絶賛大公開中！湯切りなどの調理シーンをまじまじと見学できるじゃないですか！

調理時間は27秒、中の様子を見ていたらあっという間に天ぷらうどんの完成です。

天ぷらは小エビが入ったきめ目細かいかき揚げ、スゥーっとスープに溶ける軽いタイプ。そこにネギだけかと思ったら天ぷらの下からカマボコが2枚こんにちは。

スープは透き通る当然関西風で出汁の香りを楽しめるけれど塩分は少し強め。天ぷらの油分がそれをマイルドに中和してくれます。

麺はスーパーで3玉100円で売られているようなゆでうどんをイメージすればだいたいOK。全体として250円なら十分満足な味とロマンですよ。ごちそうさまでした。

と見せかけてもう１杯！ラーメンはどんな感じなのかなー？

具はネギ・ゆでもやし・豚バラチャーシューが1枚。湯切りの影響なのか、偏った配置になっているご愛嬌。

ボソボソとした中華麺…、淡白だけど塩気のあるスープ、これは学校給食の醤油ラーメンを思い出す。好きだったし楽しみだったよなぁ…、懐かしノスタルジック！

動画

食べ終えた器と残ったスープはバケツにまるごと返却。ごちそうさまでした！

食後にレトロゲーム機で遊ぶか、瓶コーラを飲むか、はたまたきつねうどんを食べるか、楽しみ方はあなた次第！全国各地のレトロ自販機に言えることですが、機械の寿命的にいつまで存続できるか不安な現状ですのでご利用はお早めに。