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津山市のZガンダムと城跡夜桜【日本半周してた旅~第33話】

前日、日帰り小豆島観光から岡山に戻ってそのまま夜中の移動で鳥取県へ。

3時間の睡眠ののち・・・

 

4月4日「決戦・投入堂」

 

 

せろをさんの協力でついに3年越しの悲願を果たしたのです。

と、ここまではすでにお話した通り。(投入堂参拝の話は第23話にて)

 

 

 

無事参拝を終え、下山した僕たちは「さて、どうしましょうか?」的な空気になる。

僕としてはせろをさんのご厚意に対してお礼がしたい。

 

昼ごはんご馳走させてください!

 

 

ここから天の邪鬼せろをが遺憾なく発揮される。

「えー、もうよくないですかー。」

もう解散したそうな感じを出しやがる。 

 

ここから食事しようと説得しつつ、店を探しつつ、

 

「蕎麦とかは?」

「んー・・・」

 

「カフェとかもありますけど?」

「んーー・・・今日はもういいんじゃない?」

 

店を探しつつ、説得しつつ、

 

「カレーにしましょうよ」

「んーーー」

「はい、もうカレー屋に決定」

「仕方ない、じゃあカレーでいいですよ」

 

約30分の説得の末ようやく首を縦に振らせることに成功。

女性を誘うのですら30分も粘ったことないわ!

 

 

投入堂動画の中で「せろをさんなんで独身なんだろ?」って言いましたけど

 

天の邪鬼だからだな!

 

とにかく素直に「はい」って言えないおじさんですからね。

 

 

貴重なせろをさんとの食事

睡眠不足と投入堂で残り少なくなった貴重な体力をせろをさんに使いカレー屋さんにやってきました。

 

 

御飯の炊き上りまであと30分待ち下さい

 

そうきましたか。

念の為にお店の方に聞いてみると、30分待ってくれればとの回答。

 

また帰ろう言い出すんじゃないかとせろをさんの方を見ると・・・「待ちましょうよ」

そこは素直なんかい!

だったら普段からゴネずに素直であって欲しいもんです。

 

 

炊き上りを待つ間に隣にある倉吉パークスクエアに行ってみましょう。

やたらと立派な建物ですが、地域交流センター的な複合施設のようです。

 

 

 

パークスクエアの中で目に留まったのが二十世紀梨記念館。

あーここが梨を一年中食べられるっていうあそこか。

 

 

梨の試食を知ったせろおさんは少年の目をして「梨好きなんですよ、入りましょうよ」

今度から梨を目の前にぶら下げておこうかな。

 

二十世紀梨記念館

入館するとどでかい梨の木がセンターから四方へと伸びる。

結構立派な施設ですがお客は簡単に数え・・・というのはここだけの話。

 

 

梨と世界の人々

梨と生きる

 

 

さぁ、お目当ての梨の食べ比べ!

一年中、毎日、日替わりで3種類が食べ比べできるそうです。

 

 

一口サイズにカットされた梨が冷蔵で置いてあるので頂きます。

 

 

一通り食べ比べて、もう一周!

と行きたいところですが係員さんの目が気になる。

記載はないものの、空気的に1人1つずつなんだろうな・・・

 

さ、カレー食べに行きましょう!

梨についての知識はほとんど得た記憶がありません。

 

鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館

住所

鳥取県倉吉市駄経寺町198-4

営業時間

9:00~17:00

入館料

300円

定休日

毎月第 1・3・5月曜日

駐車場

無料(倉吉パークスクエア)
公式URL http://1174.sanin.jp/

 

 

再び、カレーショップてけてけ

もう30分超えたしご飯炊けているでしょー

とカレー屋に戻ってきました。

 

 

おやおやおや・・・炊飯器でも故障したのかな?

 

「すいません、ご飯炊けましたか~?」

「はいどうぞー。」

 

看板のしまい忘れかい!

 

 

正直そんな期待せずに、マップでカレー屋を見つけたから選んだお店だったんです。

お店の名前はパークスクエア食彩館に入っている「てけてけ」

 

しかしここが美味しかった!

しかもオムカレー税込700円とお手頃価格だった!

倉吉に行ったらもう一度食べてみよっと。

 

カレーショップ てけてけ

住所

鳥取県倉吉市駄経寺町198-2

営業時間

11:00~19:00

定休日

月曜日

駐車場

無料(倉吉パークスクエア)

 

 

昼食を終え、せろをさんとはお別れです。

食べ終わった後に「もういいですか?」なんて言う奴は即放出ですよ。

せろをさんありがとうございました。

 

さぁ、僕もこの後に約束が1件あるので行きますか。

でも、もう・・・エネルギーが・・・・

 

 

 

はっ、寝てた!

 

昼寝から目覚め、南下して再び岡山県の津山市にやってきたのは17時。

 

 

道の駅 久米の里

ここが待ち合わせ場所、その相手がこちらです。

 

 

Zガンダム

 

こう見えて高さは約7メートルもあるんです。

僕と比べてみましょう。

 

 

機体の外観が精巧に造られているだけではなく、脚部は動いて、コクピットに人が乗り込んで操作できる構造なんです。

しかもなんと個人制作によるものだってーんだから驚きだ!

 

 

油圧シリンダー入ってる。

背中から中に入れるところがある。

 

 

個人でこれを造るだなんて色々な意味ですごい人もいたもんだ。

製作者の中元さんによる一問一答は ❐道の駅 久米の里のサイト で見れますよ。

読んでみるとより凄さがわかるかも?

 

いやーZガンダムは夜になるとシャッターが降りて見れなくなるので間に合ってよかったー。

って、本当の待ち合わせ相手はZガンダムじゃなかったんです。

 

 

「ももんがさん」がわらしべ企画に協力してくれるってことで待ち合わせしていたのです。

ちなみに初対面ですが、ももんがさんは厄介なものを持って来てくれやがりました。

 

 

ももんがさんが用意してくれたわらしべ交換品候補は3つ。

・新品のUSBフラッシュメモリ16GB

・中古のSONY製タブレット

・ドライフードメーカー

 

この中から缶バッジと交換してくれるそうですが、どれにします?

ってなると視聴者投票になりますよね。

ってなると視聴者的には一番でかいドライフードメーカーを選びやがりますよね。

 

こんなんどうやってわらしべ企画で持ち運ぶんだよ!

って僕が困るのをみんなはニヤニヤして見るわけですよね。

 

あー意地が悪い、みんなハゲてしまえばいいのに!

 

でも、ももんがさんには感謝です。

わざわざ来て頂き、交換して頂き、お土産も頂き、ありがとうございました!

 

 

お好み焼き くいしん坊

この後、ももんがさんはとある津山グルメが食べたいらしい。

一緒にどうかとお誘い頂いたのでお供つかまつる。

 

くいしん坊

住所

津山市川崎138-2

営業時間

11時~15時 17時~翌1時

定休日

年中無休

駐車場

店舗裏側にあり

 

お店に到着すると記憶が蘇る。

あ、ここ以前食べて美味しかった店だ。

 

 

B級グルメにしてはすこし高めですがホルモンは多めに入っている。

ぷりっとホルモンの脂分が麺と絡まってやはり美味しい。

 

ももんがさんとはホルモンうどんでお別れ。

津山ではちょうど桜が満開の時期ですし、この後はさくらまつりで夜桜と行きますか。

 

 

津山さくらまつり

全然下調べをせずに来ましたが、まつりは津山城跡で行われているので入城料がかかるのですね。

300円ちゃりーん。

 

津山さくらまつり(津山城)

住所

岡山県津山市山下135

営業時間

8:30~17:00

入場料

300円

駐車場

有料

 

津山城跡は桜の木の数も多いので見応えがありそう。

そして見事に満開ベストタイミングです。

 

 

石垣と桜の組み合わせが良い良い。

 

 

え・・・・奇石?

 

 

カップルで触ると恋が成就するだと?

これ、意図的に設置したんじゃ・・・

 

まぁまぁ恋が成就するならいいじゃありませんか。

でもカップルの時点ですでに成就後のような。

 

 

我々は恋は散っても桜は散る前に楽しもうじゃありませんか。

桜ライトアップのメインスポットですよ!

 

 

ただここで確信する。

桜のライトアップが・・・暗い!正確には照明が少ない。

ほら、桜はいっぱいあるのにライトアップされていないんです。

 

 

城壁や石垣はライトアップされているのに桜は暗いんです!

 

 

一通りまわってわかったことがあります。

津山さくらまつりの夜は花より団子である!

 

みんな桜というより城跡内でバーベキューで宴会して盛り上がっているんです。

場所と道具の貸し出しも行われているし、見物客より宴会客のほうが多いんじゃなかろうか。

城跡の外にある屋台もずらーっと並んで人も多い。

 

 

それでは本日の教訓です。

 

「津山さくらまつりは夜じゃなくて昼に行くべきだ!」

 

いっぱい桜があるのになんかもったいない。

 

もっと光を!!

 

 

 

この後、スーパーに買い出しに行ったら駐車場で忍び寄ってくる人影が。

それは近くにお住まいの通称「津山さん」だった。

 

津山さんのお宅は恐妻家で尻に敷かれているらしい。

それなのに夜遅くに来てくれて家でお風呂に入っていってとまで言ってくれました。

津山さん・・・・ありがとう!

 

でも僕がお風呂をお借りしたことで津山さんが奥さんに叱責されるなんてことはあってはなりません。

お気持ちだけ頂いて、しばしお話を続ける。

 

あれ?よく見ると津山さんはずっと手のひらを合わせているような🙏。

お話しながら拝みのポーズ🙏を取っているんです。

 

もしかして僕、もう死んでるんじゃ・・・・

投入堂で天に昇華していたのかもしれません。