「日本の棚田百選」や「国指定文化財名勝」にも指定されている能登半島の白米千枚田。この棚田を舞台にした幻想的なイルミネーション「あぜのきらめき」が毎年冬に開催されます。ここではその開催概要と実際の様子をお伝えしていきます。
白米千枚田は道の駅も併設されている輪島市の人気観光スポットです。他で見る棚田よりも高密度に広範囲に、しかも海に面して田んぼが作られているのが特徴的。でも、本当に千枚もの田んぼがあるのでしょうか?
実際に数えてみました。というのは大変なので調べてみました。大小合わせて1004枚の田があるそうで、千枚田の名に偽りはなし!あぜのきらめきでは、この一面にイルミネーションが広がります。
令和5年~6年 開催概要
日程・時間
2023年10月21日~2024年3月10日
【点灯時間】日没から4時間
会場・場所・アクセス
会場 | 白米千枚田(道の駅) |
場所 | 石川県輪島市白米町ハ部99-5 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 道の駅白米ポケットパーク |
交通 | 輪島駅↔千枚田 ワンコインバス運行(往復500円) |
イルミネーション
白米千枚田は道の駅千枚田ポケットパークの目の前。展望台からは千枚田がよく見渡せーる!あぜ道を彩る25,000個のソーラーLEDが立体感と幻想的な光景を演出しています。
棚田へ降りて歩いて一周することも可能。歩行路はわかりやすいように両サイドにライトが設置されていますが、細かい凹凸が見える照度はないので注意して歩きます。
LEDは4色の変化
おや?色が変わりましたね?イルミネーションの色は四季を表す「ピンク→グリーン→ゴールド→ブルー」と15分ごとにゆっくりと変わっていきます。切り替わりの数分間は2色が点々と混在している姿に。
千枚田の中をぐるっと一周歩くと約10分。ひと通り歩いて見て回った印象では、近くで見るより一望した方が映えます。ベストビューポイントは展望台に決まり!
売店の延長営業
通常は17時30分に営業終了となる道の駅の売店ですが、あぜのきらめき開催期間は20時まで延長営業中。
あまり大きくはない施設ですが軽食の提供もされており、冬の夜風で冷えた体に暖を取ることもできるありがたい存在。
(画像出典:道の駅千枚田公式サイト)
冬の日本海は風も強く、思った以上に冷えますし鼻水も垂れます。くれぐれも防寒具はしっかりと準備して行くことをオススメします。
冬の澄んだ空気に煌めく光の立体感には写真では伝わらない美しさがある!自分としては特に青色が良かったですね。
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