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ハニベ巌窟院|超ド級の戦慄!泣く子も気絶するB級スポット【石川観光スポット】

これは実際にあった戦慄体験です。心の起伏をありのままお伝えします。

 

石川県に泣く子も絶句するB級スポットがあるという情報を耳にしました。何やら相当にカオスな空間らしく、ネットで予習してから行くかどうかを判断したほうが良いと警告されるほど。

 

そこは小松市にあるハニベ巌窟院。現地の様子を見てから入場するか考えようと軽い気持ちで向かったが最後…

 

 

駐車場に入った瞬間に我々の目に飛び込んできたのは異形の大仏。早速カオスの先制パンチを強めに食らう。

 

これがハニベ巌窟院のファーストインパクト。軽い脳震盪を起こされたと錯覚するほどにこいつぁなかなかやべぇーぜ…。

 

そして駐車場に1台も車がない。つまりお客が1人もいない!?ますますやべぇー匂いがプンプンするぜ…。

 

 

ハニベ巌窟院

この不気味さ、胡散臭さ、いかんとも形容詞しがたい空気感、そして拝観料が800円!?入場を躊躇してしまう要素が多すぎる。事実、この時の先客は0…。

 

ここは回避しておくべきか…、しかし受付のおばちゃんと目が合ってしまった!

 

おばちゃんが早く受付を済ませてと言わんばかりにこちらを見ている。逃げられない…。セカンドインパクトが起こる覚悟で800円を支払います。

 

 

入場する前に

ハニベ巌窟院は石川県出身の彫刻家・都賀田勇馬さんとその息子の伯馬さんが親子二代で作り上げたという、ある意味非常に強い念が込められたスポット。

 

予習もなく入るにはなかなかリスキーなので良い子のみんなは真似をしないで、これをしっかり読んでから行こう!それからでも遅くないし、予習してから行っても十分戦慄できますから! 

 

それでは・・・

 

 

入場

もちろん大仏もオーナーの自作でしょう。大仏的な建築物に拝観料ということは一応、宗教的な方向性の施設なのだろうか。

 

宗教的な施設と思いきやよくわからない像も乱立しています。

 

はっはーーん、さてはこれは宗教テーマパークだな!?

 

テーマパークであれば楽しめるポイントもありそう。大仏様の下に入り口があるので入ってみると・・・

 

小さいお地蔵さん的なものが棚にびっちり並んでいる。そこにドラえもんやらアンパンマンやミ○キーなどの人形も一緒かけられて…。

 

これガチの水子供養じゃないか!

 

テーマパークを期待していた自分にはワーストインパクトにもなりうる大仏の一撃、いや追撃。

 

 

山の上へ

そこから道は山へと不気味に続く。

 

少し登った所にあったのはハニベ水子地蔵堂…。

 

またしても水子供養!

 

我々はB級スポットと期待して800円を差し出したのに!勝手にした期待ですけども、まさか水子供養ばかり見せられるとは。すでにこの時点でガックリきていたのは紛れもない事実。ハニベは失敗、800円をドブに捨てたかも…。

 

 

山の中腹

地蔵堂からさらに登ると突如現れるとして象とかライオンが現れたのですが??

 

山肌がくり抜かれているのは採石の跡、その巌窟の中には阿弥陀のような像が安置され…

 

巌窟の奥にあるのは仏像や観音像なのに極楽浄土とは程遠い不穏な空気が漂う。

 

あ、こんにちは~

 

 

不気味すぎるわ!

 

しかも水子供養のあとにこれですよ?

ここまでのところ成果0%、不気味さ100%しか得られていません。

 

 

どうやらハニベ巌窟院はエリアがだいたい3つに別れているようです。大仏のあった山の麓、この巌窟は中腹、そして上部。もうあまり期待できないけれど、一応上部にも行ってみますか…。

 

 

山上へ

ここからは舗装路ではなくなり、雨でぬかるむ土の道。おもいっきりズボンが土で汚れながらも5分ほど登ると広場に到着です。

 

その時、戦慄が走る!

 

なんとそこには・・・

 

 

数体の像、そして全長約4mほどの風化が進んでいる寝そべり観音様。

 

悪路を歩いてきましたがこれだけです。

 

セカンドインパクト発生!

 

 

800円取るレベルじゃねーぞ!

 

B級スポットに期待をしていたあの頃の自分は消滅。完全に敗北です。

 

B級スポットどころかD級ですよ!

 

希望の翼を折られた敗者はもはや去るのみ。資料館を通り抜ける順路だが、もう何の期待もしていません。立ち止まることなく流し見ることしかしてやらないぞ!

 

と・・・資料館を通り抜けたその先に仁王像が守護する洞窟を発見。

  

あーここも簡単な洞窟の展示なのね。と期待もせずにイン。

 

しかしここからが真のハニベだった。

 

ここで全てをひっくり返された!

 

 

ハニベ巌窟院の本領はこの洞窟

本当の戦慄はここから始まるのです。今までのは言わば前座、ハニベ巌窟院がハニベ巌窟院である理由はここに集約されていると言っても過言ではない。この先に広がるのは極楽浄土か、それとも地獄か。写真ではそのごく片鱗だけを御覧いただきましょう。

 

入ってすぐ洞窟内に漂う軽いカビ臭さが異空感を加速させる。

 

インド仏教のような世界にあたりを包まれた!

 

こ、ここは、極楽浄土を具現化した世界なのか?内部は想像以上に広く、時折進路に迷うほど。迷える子羊であろうものならこのまま極楽に吸い込まれ・・・

 

嫌だっ!この極楽浄土は不気味なんだっ!

 

すると一転、突如として地獄の入口が開かれる。

 

ここから先は人間たちが鬼達によって様々な仕打ちを受け無残な姿に…。過激な描写なので紹介するのは控えておきましょう。

 

この洞窟に突入したのが16時38分。閉館時刻の17時が迫りくる状況にも関わらず、超大作っぷりになかなか洞窟の終わりが見えない。不安がよぎる。

 

抜け出す前に電気を消されたら…

 

洞窟内にいる人間は自分ひとり、長い洞窟で出口がわからない!中に残っている人を確認せずに電気が消される可能性もハニベのゆるさなら有り得そうなのが怖い。

 

途中からは違う恐怖心に迫られ急ぎ足に、それでも要した時間は20分。時間に追われていなければ30分位はかかりそうな超大作の洞窟だった…。

 

 

動画 

え?もっと詳しくハニベ巌窟院を知りたい?わかりました、動画をご覧ください。洞窟内にはびこる狂気に戦慄が走ることでしょう。

 

それにしてもよくこれだけの超大作をよく親子で作ったものだと感心するばかり。前半のハニベには本気でがっかりしていた僕も手のひらクルーです。

 

D級スポットどころか超B級スポット!

 

一般ウケはしないだろうからA級ではなく超B級です。小さいお子さんは連れて行ってはいけません。いわゆる珍スポット好きな方には是非とも行って欲しいスポットです。

 

ハニベの狂気には800円分以上の価値がある!これは我々にとってのデ○ズニーランドと言っても過言では・・・ありますけどね。 

ハニベ巌窟院

住所

石川県小松市立明寺町1

営業時間

4~9月 / 9:00~17:00
それ以外は16:00まで

定休日

年中無休

料金

800円

駐車場

無料

公式サイト

http://www.hanibe.com
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