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出羽三山神社|ミシュラン三つ星の参道を登って頂上参拝へ【山形観光スポット】

羽黒山・月山・湯殿山の出羽三山を合祀するのが、羽黒山の山頂に鎮座する出羽三山神社です。そこは羽黒山の麓から頂上へ向かう参道自体が景勝地となっており、なんとミシュラン・グリーンガイドで三つ星を獲得したという。

 

噂によるとそこそこな登山となるらしいのですが、果たしていかに?朝から頂上の神社まで登山参拝だー! ということでその時の様子をまじえ、行き方・所要時間・見所・注意点などを実況解説いたします。

出羽三山神社・表参道参詣

訪れたのは5月2日のゴールデンウィーク中盤、さすがに参拝客が多い!表参道は石段を進む登山ルートとなり、ここ随神門がスタート地点です。

  

 

駐車場

随神門周辺では出羽三山神社駐車場と随神門駐車場が利用でき、いずれも無料です。合計200台近く駐車できるのにも関わらず朝9時半ですでにパンク寸前。なんとか滑り込み駐車に成功し、第一関門クリア!あと10分遅かったらアウトだったかもしれません。

 

連休は早い時間に来るのが正解。参拝を終えて戻ってきた12時半頃には悲惨なことになっていましたよ。という話はのちほど。

 

 

随神門案内所

山頂まで行かずとも参道入口にある案内所にもひと通りのお守りなどは揃っているようです。そして今やおみくじもガチャガチャエンターテイメントの時代、はい500円。

 

 

表参道で参詣開始
随神門 ~9時40分スタート~

それでは随神門から参拝を開始!と、その前にトイレはここで済ませておきましょう。なにせ山頂までは約2km、2446段の石段を登るなかなかのハードコースなのですから。

 

登る意気込み全開で出発したものの、始まりは下り道。そこそこの急階段ですが手すりはないので慎重かつ大胆に。

 

下り階段が終わると小さな社殿が並び、醸し始める良さげな雰囲気。

 

祓川神社 ~出発から6分経過~

ここで私の頭の中の雰囲気メーターが急激に高まります。

 

絵になる要素がここには色々揃っている!石橋がまたいい味を出している。でもこれは実際に現地で音と空気を合わせて体感しないと伝わらないかもしれません。

 

社殿の真後ろに滝とは神様もマイナスイオンでさぞかし穏やかなお気持ちでしょう。

 

爺杉 ~15分経過~

その樹齢は1000年以上のおじいちゃん天然記念物。

 

五重塔 ~17分経過~

ここでまたしても雰囲気メーターが上昇。屹立する木々、そして五重塔。

 

五重塔内部は500円で拝観可能。しかしこの時並んでいたのは100人ほど…さすがにこの行列に並ぶのはパス!

 

撮影するならこのアングルが一番映える?通路に設置された雨よけの屋根が景観的には惜しい…。

 

ともあれこの光景が美しいのは間違いないので良いものが見れました。よし、満足したので戻ろう!

 

という具合に半分以上の人達はここで引き返していくようです。しかしミシュランの星を獲得したのはこの先なのですよ。

 

一の坂 ~24分経過~

羽黒山にも人生にも3つの坂がある、と偉い人は言いました。羽黒山は五重塔を越えると本格的な登りコースの始まり、まずは一の坂です。

 

一の坂を人生に置き換えるならば入学試験、初めて経験する大きな頑張りどころ。

 

一の坂を越えると束の間の平坦な道が続きます。まるで受験に成功した後のバラ色キャンパスライフ。

 

二の坂 ~33分~

連続する階段が壁のように立ちはだかる二の坂。人生二番目の坂はまるで新社会人生活。

 

社会の厳しさと階段の壁に心が折れそうになったそんな時は…

 

二の坂茶屋 ~38分経過~

たまには無理せず休むことも必要ですよ。二の坂の途中に茶屋が見えてきた!

 

茶屋からは庄内平野を見下ろす景色。思えば結構な高さまで来たものです。

 

看板商品は杵でついている力餅。味は、あんこ、きなこ、納豆の3種類。ここでお茶を頂くと証明証を貰えるという話なので記念休憩もアリでしょう。

 

ミシュランの三ツ星エリア

再び歩き出すと道のりは平坦に。この二の坂と三の坂の間がミシュラン・グリーンガイドで三ツ星に認定されたエリアだそうです。

 

大自然に包まれた中に唯一、人間が造りし石畳の道が伸びている。この絶妙なバランス・雰囲気がたまらない。

 

しばらく続いた平穏な道のりに甘えてばかりもいられません。参道も人生も次のステージへと移っていくのです。

 

三の坂 ~49分経過~

最後に迎える三の坂。羽黒山最長の坂は「結婚・子育て」のような長い道のり。

 

5分登ってもゴールの気配すら見えてこない…。

 

10分登るとゴールも近そうな気配に変わってきた!?

 

あと…もう少し…。三の坂を登り始めて15分でついに…

 

山頂の鳥居でゴール ~64分経過~

出発から約1時間、ついに表参道の踏破に成功。ここまで来ればあとはもう老後の生活みたいなものです。

 

 

登りきった所で表参道をより楽しむための豆知識を1つご紹介します。 

 

石段に刻まれた33個の絵

表参道の石段にはこんな絵が刻まれているのを散見します。

 

全部で33個あり、そのうち18個以上を見つけると願いが叶う!

 

という伝説があるとかないとか。信じるか信じないかは…以下略。自分も探しながら歩いていましたが、そう簡単には見つからない。

 

あ、これは…桃?

 

ただし「どれが33個に該当する本当の絵なのか判別がつかない」という弱点がここに!余興の1つとして、軽い気持ちで探してみるのがいいかもしれません。

 

 

出羽三山神社境内  

ここまで一生懸命登ってきたのは何のためか?今回は参道を楽しむハイキング気分ですが、本来は山頂の社殿でご利益に授かるため。せっかくなのでしっかり参拝してご利益を頂いちゃうとしましょう。

 

三神合祭殿

羽黒山・月山・湯殿山の三山の神をまとめて祀っているありがたーい社殿です。鏡池越しに見るのがビュースポット。風がなければちゃんと鏡になるはずですよ…。

 

茅葺きの屋根が分厚い、その厚さは2.1m!ご利益そっちのけで社殿の立派さに気を取られてしまう。

 

確かにしっかりと三神社の神が祀られています。お賽銭箱は各神社ごとに設置されているので全3回お賽銭を入れて祈願する人が大多数。ご利益3倍だーっ!

 

鐘楼と建治の鐘

鐘楼も屋根が分厚くて立派なつくり!鐘には建治元年(1255年)の刻銘がされています。 

 

参集殿

参拝客のための施設ですので誰でも自由に休憩ができます。登山の疲れ、喉の乾き、トイレもここで解消できるほか、絵馬やおみくじもこちらでどうぞ。

 

水も頂けるしジュースも定価だなんてまさに神の御加護!コーラを取り扱っているあたりさすがの神センスと崇めざるをえません。

 

プハーッ、登山で疲れた体に水分がしみるぅ~!でも羽黒山有料自動車道を使えばここまで車でビューンなのですけどね。一応この自動車道が裏参道という扱いになるそうです。

 

しかし正直言って、出羽三山神社を車で登って山頂だけ参拝するのは物足りない気がします。歩ける方は表参道を歩いてみるべき。これを読んで歩いてみたいと感じて頂けたなら幸いです。

 

 

表参道徒歩参詣まとめ
所要時間

随神門まで下山してきたのは12時10分。写真を撮りながらの全行程で"約2時間半"となりました。そのうち随神門から頂上までの登りは1時間。

 

難易度

小学校低学年くらいの子供からご老人までが登っているほどです。ファミリーレジャーとしても全然OK!参道はほぼ完全に整備されているので歩きやすく、登山靴などは不要。ちょっと頑張る散歩気分で登れますよ。

 

トイレと水分

随神門前、二の坂茶屋、山頂の三か所でトイレと水分補給ができます。自分は水分補給なしで問題なく登れました。夏場はペットボトル1本くらい持参するのが良いでしょう。

 

駐車場

前述した通り連休は早めに行かないと満車ということも。下山した12時半頃の駐車場は空きを待っている車で大行列!推定待ち時間は2時間、登山より駐車場のほうがハードかも。平日であればさほど心配はいらないと思いますが。

出羽三山神社(羽黒山 出羽神社)

住所

山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7

料金

無料

駐車場

無料
公式URL http://www.dewasanzan.jp
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