· 

三井寺|比叡山とも争った屈指の名刹は桜も美しい【滋賀観光スポット】

三井寺は見応えたっぷりの大容量スポット!滋賀県の寺社仏閣では比叡山と肩を並べるのではと思えるほど、桜の頃はさらなりです。

三井寺(長等山園城寺)

三井寺の正式名称は「長等山園城寺(おんじょうじ)」といい、天台寺門宗の総本山。その歴史は平安時代から1100年以上という古刹なんです。

 

仁王門(大門)

三井寺中院の表門にあたるこの仁王門は室町時代に建立されたもの。元々は湖南市にあったものが秀吉によって伏見、家康によって現在の三井寺へと移されました。

 

  

全体案内図と所要時間

三井寺の境内は広い!

軽く回るだけでも1km以上歩くことになります。所要時間はざっくりコースで60分、じっくりコースだと120分は見込んだほうがいいです。

 

 

金堂

仁王門前からまっすぐ金堂へと続く道がすでにカッコいい。

 

現在の金堂は豊臣秀吉の正室北政所によって再建されたもので国宝です。屋根の反りがなんともカッコいい!

 

金堂から見る庭園の桜も綺麗なり。

 

 

鐘楼(三井の晩鐘)

珍しい形状のこの鐘楼はなんと近江八景の1つ。

 

鐘撞きは1回300円とお高いですが、鐘楼の中に入れるという特権付。

 

 

閼伽井屋(三井の霊泉)

園城寺が三井寺と呼ばれるのはこの三井の霊泉に由来します。天智・天武・持統天皇の三帝が誕生した際に御産湯として用いられたために御井の寺と呼ばれ、後に三井寺に。

 

格子の中を覗いてみると今でも水が湧いているのが見れますよ。

 

 

霊鐘堂(弁慶鐘)

三井寺と比叡山が争った際に弁慶が三井寺から奪ったという鐘。

 

その際に弁慶が比叡山の上まで引きずり上げたので弁慶の引き摺り鐘との呼び名も。

 

鐘をよく見ると…引きずった後と突起が削れている!?

 

ちょっと変わった三井寺鐘みくじ。

紙みくじを引く → 水につける → 浮かび上がった番号のおみくじを頂く

 

 

一切経蔵

仏教の全ての経典を収めるためのお堂。

 

内部には八角形の回転式輪蔵が設置されていて、この引き出し1つ1つにお経が収蔵されています。

 

 

三重塔

豊臣秀吉によって伏見城に移築された塔を慶長五年に徳川家康が三井寺に寄進したもの。やはり桜との相性はいい感じ。

 

大きさはそうでもないけれど形は良く絵になりますね。

 

 

三方向の桜

下の写真に記した現在地から1~3の方向を見てみると

 

1:金堂の方向

 

2:三重塔の方向

 

3:村雲橋の方向

 

どの方向も綺麗に桜が咲いていて良い景色です。

 

 

微妙寺と文化財収蔵庫

微妙寺という変わった名前のお寺は確かに微妙に小さい。

 

文化収蔵庫の宝物拝観は別途300円ちゃりーん。

 

 

力軒(弁慶力餅)

茶屋で休憩でもしますか?

 

有名な三井寺力餅とは別のようですが「きなこ餅2串+ほうじ茶」で300円。

 

 

観音堂

階段を登ると観音堂などのお堂が集まる小高いエリアです。

 

観音堂は西国三十三箇所観音霊場の第十四番礼所でもあーる。

 

 

観月舞台

斜面に足場を組んで建てられた舞台は味がある。眼下には琵琶湖疏水を発見!

 

 

琵琶湖を展望

さらに階段を上がる景色がいいんですこれ。大津市街地や琵琶湖も見渡せる!

 

 

写真を撮りつつ、これくらいの参拝コースで約1時間半でした。みなさんも見応えたっぷりの三井寺散策はいかがですか?

三井寺

住所

滋賀県大津市園城寺町246

営業時間

8:00~17:00

定休日

年中無休

料金

600円

所要時間

60分~120分

駐車場

普通車500円
公式URL http://www.shiga-miidera.or.jp
関連記事
最新の記事
江釣子屋|豪華!満腹!赤字の海鮮丼【岩手・北上グルメ】
>> 続きを読む

2023年 袋井まつり開催情報|日程・駐車場・会場アクセス・見どころ・交通規制
>> 続きを読む

2023年 清水マグロ博(清水港マグロまつり)開催情報|日程・駐車場・会場アクセス・イベント内容
>> 続きを読む

かき小屋広田湾|養殖直営店で大きな牡蠣をリーズナブルに満喫【岩手・陸前高田グルメ】
>> 続きを読む

2023年 千葉湊大漁まつり(産業まつり)開催情報|日程・ディズニーパレード・駐車場・会場
>> 続きを読む

サイト内検索