奈良井宿｜日本最大の宿場町は圧倒的風情の町並み【長野観光スポット】

日本に現存する宿場町の中で最大規模を誇るのが長野県塩尻市にある奈良井宿。江戸と京都を結んだ中山道のちょうど中間地点に位置し、南北約1kmにも及んで江戸時代のような日本家屋が列をなす、重要伝統的建造物群保存地区に指定された情緒ある町並みです。

当時の面影を残す町並み

奈良井宿は北側（奈良井駅側）から南に行くに従って道幅が広くなっていきます。北側は車がすれ違うのも大変なほどの道幅。

それが南側に来るとここまで広い道になって全然印象が違いますので是非一往復してみてください。

うだつ

それぞれの家屋にうだつ（家の2階に突き出ている白い防火壁）を見ることができます。うだつが上がらないの「うだつ」はこの防火壁のこと。これを上げるには財力が必要だったことに由来する慣用句。つまりこの町には財力があった！ということですね。

水飲場

奈良井宿の中には水飲み場が何ヶ所か残されています。飲料自動販売機などもあるので飲み物に困ることはないでしょうが、記念に一杯ゴクリ。

飲みましたね？飲んだのなら協力金お願いしまーす！

食事処

奈良井宿には蕎麦屋さんが多い！長野ですし、山間部なので伝統的に蕎麦なのでしょう。非常に小さい戸がお店の出入口というのも昔ながらポイント。

おやき・五平餅

手軽な食べ歩き形式のお店もあります。あんこが入っている甘いおやきではありませんよ（道民感）

宿泊処

8軒ほどの宿泊施設もあります。その中でも一番立派そうなのが伊勢屋という御宿。貸切風呂があってお一人様1泊2食付で税込11000円～だそうです。

土産物店

土産物店も数多くあり、特に伝統工芸品である漆器を中心とした雑貨店が豊富です。

駐車場

宿場町の南と北に分かれて駐車場が用意されています。

南側は有料駐車場で普通車は１回500円ですが北側なら無料！どちらに駐めても利便性は大した変わらないので北側を選ぶのがおすすめ。道の駅が観光駐車場として利用可能なので道の駅に向かえばOK、下図の現在地周辺が道の駅です。

歩けばわかる面白さ！

そうすれば宿場町の風情にハマって他の宿場町にも行きたくなるはずです。馬籠宿や妻籠宿といった良い宿場町も比較的近くにあり、1日で3ヶ所を巡ることも可能なのでセットでオススメしておきます。旧中山道は面白いですよ！