2024年 盛岡さんさ踊り 開催概要と観覧のコツ｜日程・駐車場・観覧場所・見どころ・トイレ

東北地方が一年で最も熱気を帯びる夏祭りシーズン。東北の夏祭りは面白い！ここでは岩手県盛岡市にて開催される夏の情緒あふれる「さんさ踊り」について、開催概要と効率的に楽しむための経験談をお伝えしていきます。

令和6年 さんさ踊り 観覧情報

公式サイト

会場・パレードコース・アクセス

パレードは下記マップの青点ルートを踊りながら進みます。基本的には沿道から自由に覧する形式ですが、県庁前周辺にのみ有料観覧席が設定されます。料金は1席3000円。

無料臨時駐車場

さんさ踊り観覧客向けの駐車場として会場近くの小中学校が3ヶ所開放されます。利用可能時間は12時～23時。会場から近い順に以下のとおりです。桜城小学校は2023年より「駐輪専用」となったため駐車できません。

• 仁王小学校  Map
  
  会場まで約600mほど。17時前くらいまでに到着すれば駐められそう。
• 河北小学校  Map
  
  中央通り２丁目まで約700m。混雑も少なく、時間ギリギリでも駐めやすい。
• 下橋中学校  Map
  
  会場まで1km少々と少し遠い。県庁前で観覧するならばここも良し。

【画像出典：さんさ踊り公式サイト】

おすすめの観覧場所 

直線コースなのでどの地点で観覧しても見やすさに大きな差はありません。ただし無料で観覧する場合は、コースに近い前列を確保できるかが重要です。早めに会場へ行けば場所取りも可能ですが、暑い中1～2時間も待機していたくないですよね？そこまで待たずとも良い場所が取れる方法がありますよ。

狙い目は交差点

例えば中央通りと映画館通りが交差する「中央通一丁目交差点」です。

ここはパレード開始直前までは車道として車が行き交っていますが、17時50分の交通規制とともに中央通りが封鎖されます。そのタイミングで交差点の車道部分が開放されるのでそこを狙います。ただし映画館通りは横断ポイントにもなるので出過ぎないように注意！

この他にも小さな道路と中央通りの交差点がいくつかありますが、同様に狙い目です。いずれにせよポイントは、交通規制開始のタイミングで交差点を狙うこと

「県庁前側は混雑、１丁目側は多少人が少なめ」という傾向もあります。よってエリアとしては「NTT～1丁目交差点～2丁目の間」が良いかと思います。

あとはその時の混雑状況を見て狙う交差点を決めましょう。これなら規制10～20分程前に交差点付近の歩道上で待機していればいいですし、かなりの確率で最前列か２列目を確保できます。

見どころ 

• ミスさんさ
  連日パレードの先陣を切るミスさんさの踊りは綺麗で流石
• 伝統さんさ
  通常のさんさの動きとは異なり、変則的で高度な連携を魅せる踊りです。
• 仮装集団
  浴衣ではなくオリジナルの衣装やユニフォーム、変装などをして踊る集団もあります。中でもバカ殿に変装している「美白隊」というグループのキレは秀逸。

上記グループの他、大学生や自衛隊など力強いグループも注目です。日によって参加団体が異なるのでどの団体がいつ？というのは公式サイトの パレード出演順 を参照してください。 

飲食

県庁の横に露店の出店エリアがあります。全国各地でよく見かけるお祭り屋台が主体で、ご当地っぽい食べ物はほとんど見当たらないため面白みに欠けます。

その他に中央通り沿いなどにも点々と出店されています。当地の飲食店が出店しているものもあって個人的には県庁横よりもこちらを選びたい感じです。

コンビニは少し歩けばいくつかありますので、事前に飲み物や小腹を満たすものを用意しておくのもよいと思います。

トイレ

県庁前の有料席エリア付近に仮設トイレが設置されているようです。無料駐車場にも仮設トイレがあったのは確認済みです。その他には近くにコンビニがいくつかあるのでそこを利用するとかでしょう。

その他注意点

さんさ踊りは３時間と結構な長時間です。全て見るためには事前にトイレを済ませて置くことと、暑さ対策で飲み物の用意が重要！さらに座りやすいようにクッションなどがあるとより良いです。椅子を使う場合は後ろの方への配慮をお忘れなく。