東北地方が一年で最も熱気を帯びる夏祭りシーズン。東北の夏祭りは面白い!ここでは秋田県秋田市にて開催される東北三大祭りの1つに数えられる「竿燈まつり」について、開催概要と効率的に楽しむための経験談をお伝えしていきます。
動画
秋田竿燈まつりってどんなお祭り?という方は論より動画。まずは実際に観覧してきたこちらの動画をどうぞ!
あちらこちらで大きくしなる竿燈は圧巻の一言。この迫力は映像じゃ半分も伝わっていないと思いますし、絶対に生で見てこそのものです。ならば秋田市に見に行くっきゃない!
秋田竿燈まつり 観覧情報
竿燈まつり公式サイト
竿燈まつり公式からは下記のような会場案内が提供されていますが、情報量が多すぎるのでここでは重要ポイントだけをピックアップして解説していきます。
【画像出典:竿燈まつり公式サイト】
開催スケジュール
日程
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2023年8月3日~8月6日の4日間
※毎年同日開催
イベントスケジュール
- 18:15~ 交通規制開始
- 18:50~ 竿燈入場
- 19:15~ 竿燈演技(約1時間)
- 20:30~ 竿燈ふれあい体験
会場とアクセス
会場
竿燈大通りの「山王十字路~二丁目橋(下記地図の青点)」にて、演技をしては少し移動を繰り返して周回する形となります。無料観覧の場合は両側の歩道から、有料観覧席は車道の中央分離帯前という絶好の位置に設置されます。
アクセス
秋田駅から最寄り会場である二丁目橋までで約1kmと少し離れています。 夏の暑い時期ですし、歩くのを避けたいという方は秋田駅西口と周辺各所を結ぶ市街地循環バス「ぐるる」を利用すると良いでしょう。料金は1回100円・1日券300円とリーズナブルな設定になっています。
駐車場
無料駐車場は用意されませんその中からおすすめ駐車場を3つピックアップします。
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県庁駐車場[Map]
屋台村の向かい側で台数260台と多いので利用しやすい駐車場。ただし観光客にもわかりやすいので満車になるのも早め。 -
法務合同庁舎[Map]
県庁の西向いにある駐車場。30台と台数は少ないものの、あまり認知度が高くないので並ばずに入れる穴場。 -
地方合同庁舎[Map]
法務合同庁舎の隣で台数も80台あって同じく穴場。
各駐車場の利用可能時間は「17時半~22時」と記載されています。しかしここでポイントなのは「実際には17時半の前から開場している」ということ。なので17時過ぎ~17時半の間に行くとよりスムーズに駐車できます。
上記駐車場のすぐ近くには市役所(ローソン)と屋台村があります。ここを拠点にすると食事・トイレ・買い物などの祭りの準備にも便利です。
おすすめの無料観覧場所
周回コースの両端(山王十字路周辺と二丁目橋周辺)は混雑します。コースの少し中程まで進んだほうが間違いなく見やすい。場所取りは18時半までに完了するように行動したほうが確実です。ということでおすすめの場所が2つ!
①中央道路の地下トンネル入口の付近
秋田ファーストビルの東隣にある三菱電機付近の歩道で、有料観覧席と向かい合う場所になります。
②ローソン秋田大町二丁目店の反対側
この付近は見通しもよく、広域に見やすいスポットです。しかしローソン側は利用者で混雑するので道路を渡った反対側のほうが良いでしょう。
見どころ
竿燈は継ぎ足して徐々に高くしていきます。より高く、よりしならせるというのが最大の見せ場。竿燈は稲穂を模したものなので、実りあるほど頭が垂れるという祈願でもあります。しかし昨今は竿燈が倒れて観客に負傷者が出たことから、高さとしなりを自重気味にしているようで少し残念。
竿燈の提灯に使われる灯りはLEDとロウソクがあります。ロウソクの竿燈は転倒時に火が消えたり提灯が燃えたり…、なんていうのも醍醐味の一つ。最終日は提灯が燃えてもいいやとばかりにヒートアップする団体も。
屋台村
飲食ブースとなるお祭り屋台村が以下の3か所に設置されます。
きりたんぽ、しょっつる焼きそばなどの秋田県ご当地グルメも充実しているので観光客的にも高評価ポイント。食事はここで済ませるというのも全然ありです。営業時間は全会場共通で15:00~21:30です。

以上が秋田竿燈祭りを効率的に楽しむための要点となります。これを事前に把握しておけば駐車場・場所・食事の確保は比較的用意です。自分は過去3回訪れていますが、3回とも比較的簡単に最前列で観覧することができています。正直、大人数グループ以外は有料観覧席を購入する必要はないなという印象です。
それでは竿燈まつりに行ってらっしゃい!
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渡辺努 (火曜日, 18 7月 2023 09:22)
この度の水害、お見舞い申し上げます。秋田竿灯祭りは日提どうりに開催されますか。