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3年に1度の掛川大祭(掛川祭)で秋夜の風情を楽しむ

3年に1度の掛川大祭が開催されるよ!

という誘惑にのせられ、軽い感じで静岡県掛川市まで行ってきたのが2018年。

 

僕が思う掛川祭の魅力は【夜の心地よい気温に屋台の輝きとお囃子が相まった風情】

逆に日中は・・・それは後述するとして。

 

 

掛川祭って調べても意外と情報が少ないんです。

これはもうぶっつけ本番、現地で情報収集するしかない!(調べるのが面倒くさくなっただけ)

という実体験と事前事後学習をもとに「役立つ事前情報」と「お祭りの様子」をお伝えします。

 


 

 

掛川祭とは

 

毎年10月上旬に掛川駅周辺市街地を中心に行われる7つの神社と41の町によって行われる合同祭典。

掛川城の周辺を華やかに装飾された屋台が各町内を練り歩き、威勢のよいお囃子の調子と共に市街地は祭り一色に染まります。

 

 

大祭と小祭の主な違い

 

掛川祭=大祭+小祭

大祭は3年に1度、小祭はそれ以外の年に開催されるもので合わせて掛川祭と呼ぶそうです。

ちなみに読み方は「おおまつり」「こまつり」

 

開催日数

大祭は4日間、小祭は3日間

 

内容

大祭のみ三大余興が披露されます

  • 大獅子:重さ220kgの巨大な頭、25mの胴体の巨大獅子を百数十人が呼吸を合わせて操り、激しく威勢よく舞う
  • かんからまち:二頭の雄が一頭の雌を巡って競い合うという獅子舞行事
  • 大名行列(奴行列) 

 

 

掛川祭の開催情報

1:開催日時

2019年10月11日(金)~13日(日) ※2019年は掛川祭、次回大祭は2021年

  • 11日 / 18:00~21:00
  • 12日 / 9:00~21:00
  • 13日 / 9:00~21:00

小祭のタイムスケジュールについては9/20現在発表になっていません。

2:会場

メインは掛川駅北口~掛川城のエリア、その他に市内一円の巡行もあります。

駅からまっすぐ北に進めば会場なので迷うことはまずないです。

連雀西交差点がもっとも屋台が集まるポイントのようでした。

3:交通規制

祭典の時間帯は連雀西交差点周辺が交通規制で車両通行不可となります。

駅北口の前を東西に走る道路は規制とならず通行可能です。

4:駐車場

公式駐車場はなく、駅周辺の有料駐車場を利用することになります。

※祭典中は交通規制で大手門駐車場が利用不可。

 

おすすめの駐車場は

  • スペースeco掛川駅前(12時間毎500円)
  • 掛川駅南第二駐車場(1時間100円、24時間1000円)

5:見どころ
  • 徹花の儀式:屋台がすれ違う際に行われるお囃子合戦。通常より速く激しく奏でられます
  • 三大余興(大祭限定):中でも大獅子にはかなりの人が集まります

屋台は昼は各所で巡行、夜に中心部に集合という感じです。

なので夜は徹花の儀式が高密度で行われ、より盛り上がります。

基礎知識としてこちらもどうぞ(参照:掛川大祭公式サイト

6:おすすめの観覧場所

大祭の際は掛川城下通りに「お祭り広場」という場所が設置されます。

そこでは2日間で全ての屋台と余興が披露されるのでまとめて見るには便利です。

タイムスケジュールも公開されますが、三大余興は特に混んで場所がない可能性も高いのでお早めに。


7:飲食

詳しくは後述しますが、色々な露店が出店しますので困ることはないでしょう。

駅前にはスーパー、コンビニもあります。

屋台村なんかもありますよ。

8:その他注意点
  • 余興の前を横切ると怒られます(戻らせれます)
    余興中なのか移動中なのかわかりにくい場面もあるので、横切る際は常に「団体の後ろ」にしましょう。
    えぇ・・・わからずに怒られましたとも。
  • 2019年10月11日はラグビーワールドカップの試合がエコパスタジアムで開催のため、交通混雑が予想されるそうです。

 

 

掛川大祭の様子

 

祭の時間は朝9時からですが・・・本番は夜から。

交代制で出番の町内以外は日中はだらだらとしてる感じです。

 

 

大獅子

 

三大余興のひとつ、大獅子がお祭り広場にて演舞するのを狙います。

場所は掛川城とお祭り広場の間にある逆川の橋の上です。

掛川城方面から大獅子が蛇行しながらやってきます。

 

 

思っていたよりも混雑せず、全然楽に見れます。

頭だけで220kgあるだけあって大きい。

胴体は布、中から棒で持ち上げてる感じ?

 

 

金歯がキラリ争奪戦

大獅子は夕方頃にお役御免の解体となるのですが、その時行われるのが金歯争奪戦。

金歯を手にすれば無病息災などの縁起物だそうです。

自分はてっきり夜のお祭り終了の儀として行われるものだと勘違いして争奪戦を見れず・・・。

悔しいです!

 

 

ご覧の通り簡単に至近距離で大獅子を見れちゃいました。

混雑すると聞いていましたがそんなこともなく、っていうのは入場行進まで。

広場での演舞は早めの場所取りしていないとまるで歯が立たず。。。

 

 

巨体がぐるぐる舞っているのを隙間からチラ見するのでやっとです。

金歯争奪戦はもっとすごい人混みだったのではと予想されます。

 

大獅子は大きいがゆえに動くのが大変そうで舞としては・・・単調気味な内容。

お祭り会場への入場が見れればOKかなという感じです。

  

 

 

市街地の様子

 

明るいうちははっきり言って静かなもんです。

屋台も夜に向けて準備中だったりします。

 

 

 

日中に余興を楽しむには

「お祭り広場」に張り付くのがベストです。というかそれしかないと思います。

その他の街中ではたまに屋台が演奏をしているとかくらいなもんです。

可能であれば三大余興以外は夜まで待って楽しむのがよいでしょう。

 

 

夜までは散策して過ごすことに。

露店は結構数多く並んでいて、中には本格的に鳥を焼いていたり。

 

 

 

レトロ化している屋根付きの商店街

 

 

 

夕日に照らされる掛川城

 

 

 

17時頃から屋台が少しずつ中心部へ集結

 

 

 

19時頃から本気開始

暗くなると屋台が移動しながらお囃子演奏を開始。

連雀西交差点周辺をぐるぐると巡行していきます。

夜の見どころのお囃子をブログではお伝えできないのが残念!※後日動画にしようと思います。

 

 

 

屋台ではなく獅子舞の町内も発見。

 

 

 

徹花の儀式

各町の屋台がすれ違おうとしている!

ここで前述した見どころの「徹花の儀式」発生です。

 

 

ざっくりと儀式の内容を説明します。

 

1・お囃子の演奏を止め、両町の「外交」と呼ばれる担当者同士が話し合う

内容は挨拶や折衝とのことですが会話内容までは聞き取れず!

 

 

2・屋台を横に並べ車輪の軸を両町で合わせて停止

 

 

3・合図でアップテンポお囃子演奏の演奏を開始し、すれ違いを始める

4・完全にすれ違ったら終了、通常のお囃子に戻る。

 

そもそも徹花の儀式は狭い道を屋台がすれ違う際に行われるものだったらしいのです。

どっちが先に通るかなどで揉め、外交がうまくいかない場合は衝突などがあったらしいのですよ。

 

僕は屋台同士の競い合いやぶつけ合いみたいものが見られると思い込んでいました。

しかし時は流れ現代では道も広がり、すれ違いも容易になり、争いなどない!

 

徹花の儀式には緊迫感が不可欠と公式サイトで紹介されていますが、実際は平和そのもの。

見ている側からすれば緊迫感など感じられず、予定調和の和気あいあいムード。

ここは若干残念だったポイントです。

 

 

屋台の周りに集まる観客

しかし身動きが取れないほどでもなく、思ったよりも観覧難易度が低いです。

屋台についていったり間近で観覧することも全然可能です。

 

 

 

21時・大祭終了

四日間の祭の締めを各町内ごとに行い、3年に1度の大祭の幕が閉じようとしています。

 

 

 

終了後は自分たちの町へと帰っていき、格納庫に収納。

これから〆の宴会が始まるそうです。

 

 

 

一気に静まり返る市街地

片付けは結構手早く、屋台は颯爽と自分の町へと帰っていきます。

祭りの終わりを見ながら余韻に浸り・・・あれ?夕飯は食べましたか?

そんなあなたに屋台村がありますよ、でも23時までですけど。

 

 

 

駅から車で5分ほどのところにハンバーグレストランさわやかもありますよ。

でも22時半ラストオーダーですけど。

 

 

 

裏話的余談

お祭りの最中に「めぇたんさん」が遊びに来てくださり、色々教えてくれました。

その中でも驚いた情報の1つが・・・・

 

屋台や大獅子の余興を行うためにアルバイトを雇っている

 

なんですと!!

掛川も若者の流出が激しいそうで人員確保が大変なんですって。

宿泊交通費付きで募集しているんじゃないかという話です。

お金もらって大獅子の中に入れるなんて僕ならやってみたい。

問題はどこを窓口に募集しているかですけど、みなさんもどうですか?

 

 

とあれこれ説明しても文字と写真じゃ風情が伝わらない?

そう言われると思って動画にしましたよ。

 

 

 

個人的評価

 

三大余興は見るならかんからまちが一番面白そうです。

大獅子を見るなら金歯争奪戦に参加するのもいいかも。

でも三大余興よりも夜の屋台の雰囲気をゆったり楽しむのがおすすめです。

迫力とかではなく、風情を楽しむ祭りですね。

 

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