潮が満ちると海に飲まれ、潮が引いた時に浴槽が現れる。という絶景露天風呂が北海道の函館市に存在するのでひとっ風呂浴びてきました!
名前は「水無海浜温泉」、函館から一番遠い函館といった場所にあります。中心市街地から約50km、車で1時間半ほどの場所。公共交通機関に期待してはいけません。
水無海浜温泉
駐車場
温泉の入口より少し先に20台ほど駐められる駐車場があるのでピットイン!
トイレ
温泉の入口前に公衆トイレがあるので、前もってトイレを行き忘れてても安心。参考までにですが、最寄りのコンビニまで車で約20分です。
更衣室
綺麗な男女別の更衣室も用意されています。男女があるってことはつまり…おわかりですね?水無海浜温泉は混浴!
函館市公式観光はこぶらには「オープンな環境なので水着が必要」と記載されていますが、現地には水着に関する記載は見当たりませんでした。
更衣室の中は脱衣するスペースと棚があるだけ。貴重品は湯船のそばまで持っていったほうがいいですね。というか湯船のそばで脱衣したほうが早いかも。
湯船は2つ
簡単な防波堤が設置されているのである程度の波なら問題ない構造。結構しっかり整備されていますが、野湯なので洗い場などはありません。
右側の湯船1
湯船までの道はある程度整備されていますが、靴やサンダルを履いて行ったほうが無難です。まずは分岐を右の湯船1へ。
看板の写真にもなっているのがこちらの湯船。濡れている場所は、めちゃくちゃ滑るので注意!!
思っていた以上に綺麗ですが、湯量が少なくて足首までしか浸かれないような?どれどれ…ペロッ、これは…!
ぬるい、ぬるすぎる!ここでは戦えない。
左側の湯船2
こちらは整備された道は途中までしかありません。その先は足場も悪くてもっと滑るので本当に要注意!さらには石の間にフナムシが大量なのでお覚悟を!
これはいい景色!晴れていればもっと…しかしこれでも十分いい味わいでしょう。おまけに誰もいないだなんてパラダイスだぜ!
こちらの湯船は先ほどの湯船よりも虫や草が多くて自然が溢れています。底にある石のサイズもバラバラで歩きにくい。湯船の中から死んだカニが数匹こんにちは!潮が引いた時に取り残されてお湯の熱にやられたのか…。
野趣あふれる湯船を見つめる同行者の立ち姿からは『本当にここに入るのか…』という心の声が聞こえてくるようです。
でも入るんですよねー!
お湯の温度はおよそ40~41℃、でも量が足りないので半身浴です。深い場所でも胸くらいまでなので座って肩まで浸かるのは厳しい。
でも肩まで浸かりたい・・・ポクポクポク、チーン!
座れないなら寝ればいいじゃない!
寝るのに深さ・温度がちょうどいい場所はありませんか!?
安心してください、ありますよ!
皆さんには特別にお教えしましょう。湯船の手前海側の角が温度・深さともに絶好の寝湯ポイント。
ここでゆったり、あぁ気持ちいぃ~
ただし寝湯スタイルはひょっこりひょうたん島となる危険性があるのでご注意ください。
ご覧いただいた通り、水無海浜温泉はお湯が気持ちいいというより環境が気持ちいい温泉です。泉質なんて気にしたら負けです。楽しい体験ができるのが素晴らしい!思い出活動、略して「思活」にバッチコーイの場所ですよ。
水無海浜温泉 | |
住所 |
北海道函館市恵山岬 |
定休日 |
年中無休 |
料金 |
無料 |
駐車場 |
20台ほど無料 |
公式URL |
入浴可能時刻表(函館市) https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014041800107/ |
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