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【解説】夏も冬も藻岩山登山!新日本三大夜景は昼の景色も綺麗【北海道観光スポット】

藻岩山山頂から札幌の街を一望する景色は新日本三大夜景の1つとなりましたが、昼は昼で綺麗な景色を見ることができます。

 

山頂へ行く方法はロープウェイ、観光自動車道、登山のいずれか。藻岩山の標高は531m、歩いてもさほど大変ではないので今回は唯一無料で頂上まで行ける登山で行ってみることにしましょう。

 

登山ルートは5つ

  • 慈啓会病院前コース
  • 旭山記念公園コース
  • 藻岩山スキー場コース
  • 小林峠コース
  • 北の沢コース

最も人気があるのが慈啓会病院コース、ついで旭山記念公園コースとなっています。大部分の人がこのどちらかのコースを利用する感じだと思います。ここでは慈啓会病院コース(夏&雪道)・旭山記念公園コース・藻岩山スキー場コースを登山案内します。

慈啓会病院前コース

標高約80mの登山口から531mの山頂を目指す「比高450m・全長2.9km」のコースで、所要時間は登り約1時間です。

登山口

 

駐車場

登山口の前に2台ほど駐められるスペースとその横にある観音寺駐車場が利用できます。20台以上駐められますが休日は満車になることも。満車の場合は旭山記念公園コースにするのも一つの手です。

 

トイレと洗い場

登山口の前にはトイレとそして洗い場があります。ブラシが数本置かれているので下山後の靴の土を洗い落とせるのは助かりますね。

 

最大の注意点はクマ

初心者向けで危険な場所もない藻岩山の登山ですが、熊出没だけは注意!登山客が多いのでそこまでの心配はいらないと思いますが、周辺地域を含め年平均で数回の目撃情報があります。

登山スタート

スタートしてからしばらくの間は歩きやすく緩やかな道が続きます。人気コースのためすれ違う人も多く、ペット連れで登る人やトレイルランをしている人もチラホラ。

 

木の根が露出して凸凹になっている部分もあります、斜度はさほどないので至ってスムーズの登っていけます。

 

日本初のスキーリフト跡

1946年に設置された日本で初めてスキー用リフトは藻岩山にあったのです。リフトの全長は983m、支柱11基、2人乗りのイスが44個取り付けられていたそうです。ここまでで登り始めて20分。

 

面白いのが2人が背中合わせで乗っていたという点。この乗り方なら毎回リフトを止めて乗降していたということですよね。

 

ここまでは全体的に緩やか道のりでしたが、急で長い階段の登場です。ウォーキング気分だった息遣いがここで乱れる第1疲れるポイント!

 

馬の背(分岐点)

階段を登りきると旭山記念公園コースと合流します。スタートからここまでで約1.8km、約35分。

 

ベンチが3つほど用意されており、ここで休憩をはさむ人が多いようです。

 

各分岐点にはしっかりと案内板が設置されています。下調べをしていない人でも迷う心配はほぼ無しというレベルです。

 

45分ほど登ったあたりから路面の様子が変わってきます。岩の露出によって不安定で歩きにくい…、ここから山頂までが第2疲れるポイント!

 

大きい岩から小さい岩まで足の裏を刺激してきます。天然の足つぼマッサージで血行がよくなりそうですが実際は疲れます。靴底が薄いと痛くなるかも知れません。

 

ほぼ森の中、たまに木々のすき間から街がチラ見できる程度の景色としては正直退屈な道のりでしたが、登り初めて1時間でゴールが見えた!

 

慈恵会病院コースは5つの中で最も利用者の多い登山ルートです。登りやすく、滑落などの危険な場所もなし。万が一の時でも携帯の電波がほぼ通じるので安全性が高いため、初回で登るならここでしょう。ただ道中の景色はほぼ森の中で見晴らしは望めません。

雪道の慈啓会病院前コース

藻岩山は冬季でも封鎖されることなく、登山する人も結構多くいます。所要時間は約70分と夏より少し要しますが、先行者の轍があれば比較的歩きやすく、気温が高くないので心肺的には夏よりも楽な感じです。

 

ご覧の通り冬季のコースは雪で埋まるため、滑り止め装備は必須。登山ポールかスキーストックがあるとかなり楽でしょう。アイゼン着用の人も半分くらいはいます。滑りやすい装備で行くとこんな斜面で滑落なんてことも。命の危険まではないでしょうが、怪我の可能性はあります。

 

馬の背前の心臓破りの急階段も雪で斜面に。昔ここをスニーカーで訪れた自分はかなり肝を冷やした経験がありますのでみなさんはくれぐれもご注意を。

 

ただ雪道も悪いことばかりではないのです。馬の背を越えてから現れる岩でボコボコの道が雪によって均されて逆に歩きやすい!そして帰りのこの斜面はスノーブーツを滑らせながら降りれば楽!

 

夏でも冬でも初めて登るならばまずはこの慈恵会病院コースがベストでしょう。そこから違うコースにしてみたくなったら次へ!

 

旭山記念公園コース

全5コースの中で2番目に長い全長3.1kmのルートです。登山口の標高は慈恵会病院コースよりも60mほど高い約140m。標高差が少ないだけに楽かと思いきや、所要時間は登りで約1時間15分と慈恵会病院コースよりも要します。

 

登山口と駐車場

車で旭山記念公園に入ってすぐの分岐で左へ。公園に2か所ある駐車場うち下側にある駐車場を利用します。このコースは駐車場が満車となることがほぼないというのが利点。

 

駐車場前にあるトイレが登山口の目印。その横にある階段を登っていけば藻岩山山頂へと続く道です。

登山スタート

序盤は公園内の分岐がいくつかありますが案内板通りに進んで行けばOK。迷うことはまずありません。

 

アップダウンの連続

序盤から始まる長く急な斜面。そして下ってはまた登りを何度も繰り返すのがこのコースの難点。所要時間と体力を要するのはこのアップダウン連続のためなのです。

 

慈恵会コースよりも5割増しくらいの疲労感の中、少しだけ見渡せた街の景色で一息。

 

馬の背

登り始めて50分で慈恵会病院コースとの合流地点である馬の背に到達。

 

病院コースよりも200m長いだけなのに15分も余計にかかったことから、いかにアップダウンで体力を消耗したかがおわかりになるかと思います。 馬の背までの道のりは携帯の電波もかなり弱め、景色が良いわけでもなく、道も狭め。理由がない限りは旭山記念公園コースよりも慈恵会病院コースを推奨します。

 

 

藻岩山スキー場コース

慈啓会病院や旭山記念公園とは反対側、藻岩山スキー場から頂上を目指すコースです。このコースには大きく分類して2つのルートがあり所要時間は登り50分~1時間。こちら側は山がスキー用に伐採されているため熊の出没が少ないという利点があります。

 登山口はスキー駐車場から

 

駐車場とトイレ

スキー場の駐車場が無料で利用でき、満車になる心配はなし。トイレもここにあります。

 

2つのルートは途中で合流しますが、スタート地点が少し違うのでそれぞれ解説します。どちらにせよまずは藻岩山スキー駐車場を目指して下さい。

1. 遊歩道ルート

駐車場の下のほうに左へ降りていく分岐があります。登山道の看板もあるのでその通りに下って行きます。

 

すると森の中へと続く登山道入口を発見。ここから頂上まで約2.5kmの遊歩道ルートが始まります。これが基本となるコース。

 

しばらくは木々の中を歩くため景色の変化に乏しく、見晴らしも良くありませんが、植物鑑賞しながらの登山には向いています。急な登りの少ない道のりですが、道中に登ったり下ったりをします。

2. ゲレンデルート

スキー場のコース内を進むルートもあります。遊歩道よりも距離も所要時間もやや短く、景色がひらけているので自分はこちらのほうが好み。駐車場からそのままスキー場の山へと登っていきます。

 

リフトに沿った舗装路をそのまま登っていきます。

 

第2トリプルリフト乗り場まで来たら舗装路とお別れ。右側の草原に突入していきます。

 

遊歩道にはなっていませんが、登山ルートには草の轍が出来ているので迷う心配はいらないでしょう。

 

スタートしてから20分弱、轍が分岐しています。右に行くと森とスキー場の境界線に沿って進むルート、直進すると最短距離でゲレンデ内を突っ切るルートです。この時は直進しましたが、正解は右だったんだろうなとすぐに思い知ることになります。

 

なぜなら直進は草が高く深くなるから!歩きづらいったらありゃしません。そしてここの登りがスキー場の最大傾斜である急坂です。さっき右に進んでいれば傾斜もなだらかなルートだったのです。

 

振り返りの見晴らしは良し。冬はこの中を滑走していくわけです。

スキー場コースが集結

スタートから約30分。遊歩道ルートもゲレンデ両ルートもここで合流し、この先は同じ道を進む仲間です。左に向かってともに頂上を目指そう!ここらの分岐には案内板もないので帰りは見逃し注意です。

 

もう少し登ってNTT施設の横を抜けると観光自動車道の駐車場、そしてロープウェイ中腹駅に到達。

 

中腹駅にはトイレも自販機もお土産店もあります。ただし靴が汚れている場合は入館する前に洗い場で綺麗にするのがマナーですよ。ここまでの所要時間は40分。

 

山頂まではもう少し!中腹駅の2階から、ケーブルカーに沿った登山道を進みます。

 

すぐに分岐がおとずれます。山頂まで300mの階段道か、500mのスロープに舗装された自然学習歩道か。帰り道はスロープのほうが楽だと思います。

 

登り始めて50分で山頂展望台に到達!面白いかはさておき、疲労という点では慈啓会病院コースよりも楽なコースでした。

 

 

もいわ山頂駅(展望台)

ケーブルカー山頂駅の屋上が展望台となっているのでもう少しだけ登ります。

 

展望台に入る前に

登山で靴についた土や泥などの汚れは落としてから入りましょう。屋外自販機の横に靴洗い用の水場とブラシが設置されています。

 

観音寺奥の院

山頂駅の隣にあるのが観音寺奥の院。慈恵会病院前登山口の駐車場はここへ参拝する人のため、ということなので利用者の方は参拝をお忘れなく。

展望台の景色

藻岩山からの景色の特徴はワイドに街を見下ろせること。

 

さっぽろテレビ塔、JRタワー、北海道大学、札幌競馬場、札幌ドームなど主要な施設はほぼ丸見え。下写真の奥にある白い点はつどーむ、街中にクマ出没で話題となったエリアがあそこです。

 

冬にはこんな景色になります。

 

パノラマ撮影

こう見ると街の広さがおわかりいただけるかと思います。そしてこれが夜になると一面の輝きとなるわけです。実際はこれよりもさらに広範囲に渡っているので是非とも肉眼で!

 

恋人の聖地

ここもラヴァーズサンクチュアリーに飲み込まれており、ハート型の南京錠も…。ただここの南京錠は散乱しておらず、景観を損ねるまではいっていないのでセーフ。ちなみに南京錠は自販機で1000円!

 

夜景

ここを訪れた女性が次から次へと歓声をあげる新日本三大夜景がこちらです。

【↑画像出典:藻岩山ロープウェイ公式サイト

 

以上、昼も夜も綺麗な藻岩山からお伝え致しました。

 

 

藻岩山登山まとめ

登山道は24時間

夜間でもライトがあれば滑落などの心配はほぼなく、歩いて夜景を見に行くことも可能です。ただし夕方から早朝にかけては熊の活動が活発になるらしいので夜間の単独登山には注意。藻岩山での熊被害のニュースは記憶にありませんが念の為。

 

冬でも登れる

冬でも登山コースが解放されており、実際に登山している人も多くいます。ただし、滑り止め装備は必須!自分は滑りにくいスノーシューズ+登山ポール(スキーストック)で問題なく登れましたが、アイゼンを装着している人もいます。昔話ですが、スニーカーで遊びに行って幾度となく滑り落ちそうになった思い出もあります。

 

持ち物と装備

冬以外は特別な装備は必要ありません。登山靴のほうが楽ですが、スニーカーでも大丈夫です。飲料は展望台でも購入できるので500mlペット1本あれば十分、持たずに登っても平気でしょう。

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