麺屋燕｜人気店の朝ラーメンと深夜ラーメンと【静岡・島田グルメ】

時は夜中の１時、こんなところに遊びに来てみました。

牧之原サービスエリア上り

高速道路のサービスエリアは妙に心がウキウキしてしまう。深夜の頃はさらなり。みなさんもSAがお好きでしょ？何かお目当てがあったわけではありません。逆に何があるのかを知るためにやってきたわけです。

ーーー中略ーーー

ピコーーン！

僕の気になるセンサーに反応あり、発信源は牧之原上りSAの24時間営業フードコート「麺屋 燕」です。もうこんな深夜の時間帯ですし、いっときますか？

しょうゆか？塩か？それが問題だ。

この選択が後の行動に大きな影響を与える結果となります。選んだのは・・・

元祖燕ラーメン（塩）730円

まぁまぁサービスエリアのラーメンですし、そこまで期待はで

美味しいだとっ！？

まさかの予想を３段階くらい上回るスープの味です。麺も申し分ないですし、そこらのラーメン屋よりずっと美味しい。

あまりの完成度に「麺屋 燕」を検索してみると・・・島田市に本店を構える有名店なんですって、その食べログ評価約3.6という高さ。なるほどどおりで美味しいわけだ。これが24時間、深夜でも食べられるなんてすごく良い！

■■後日、営業時間が変更となり「9:00～21:00」に、悲しみ■■

深夜の塩ラーメンに魅了された数日後、そこにはしょうゆラーメンの存在がどうにも気になっている自分が。その衝動は抑えきれない。

元祖燕ラーメン（しょうゆ）730円

しょうゆには感動がなかった…。

それなりに美味しい。SAにしては美味しい。けれどこれなら10：0で塩を選ぶかな。もし１杯目がしょうゆだったら…塩を食べることなく終わっていたでしょう。

ここまで１勝１敗、ならば本店で決着をつけようじゃないか！

麺屋燕 本店

朝７時半の「麺屋燕 本店」だ！

サラリと言いましたが、24時間営業でもないのに早朝からラーメン屋がやっているんです。静岡県の島田～藤枝～焼津エリアは朝ラーメン文化圏。そもそもは茶摘みが元で発展した文化なんだとか。

それでは朝のひと仕事を終えた体で朝ラー体験へGO。実際はほぼ寝起きです。

日曜日とは言え朝7時30分なのに19台駐められる駐車場がほぼ満車とは驚きです。本当に朝ラー文化が根づいているのだなぁと実感、そしてその人気ぶりが伺い知れます。

本日の限定ラーメン

麺屋燕は限定ラーメンにも力を入れているようでこの日は2種類。ノーマルの塩・しょうゆ以外にも結構メニュー豊富なのでちょっと迷ってしまうところ。

でも今回は塩くらべだ！

手火山かつおそば 塩 820円

佃煮付きの白米に『あー、朝ごはん感』、しかし主役はもちろんラーメン。

手火山式で作られた鰹節を出汁に使っているから手火山ラーメン。その塩味はノーマル塩よりも透き通るスープ。

見た目の通りあっさりしていて、色鮮やかなアラレと花形の生麩がトッピングされてお茶漬けのように和風寄り。スープをライスにかけてお茶漬け風にしても違和感なし。朝の胃には丁度いい優しさ、けれど昼夜には物足りないかも？

ノーマルの塩とどちらが良かったか？といえば僕は旨味の強いノーマルのほうかな。深夜にSAで食べた思い出補正かも知れませんが、ノーマル塩は美味しいんです！

SAの深夜営業復活を待ち望む

朝ラーもいいけど僕はやっぱり深夜ラー派。その点でもSAで24時間食べられたのはありがたかったのに…復活を期待して待ちます。深夜にこだわるならば、静岡市中心部の支店は深夜営業しているそうです。

しつこいですが…、やっぱり深夜のSAであの味のラーメンが食べられるという特別感と背徳感が最高だった！でも燕の塩ラーメンの美味しさは変わらないのでまた食べよう。