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レポート!奇祭・豊橋鬼祭で飴にも負けず粉に負けてきました

 

日本全国には奇祭と呼ばれるお祭りがいくつもありますが、最近はやや奇祭のインフレ気味な感じも。

そんなみなさんの心配はご無用です、鬼祭は間違いなく奇祭でした!

しかもこのお祭り、1000年以上の歴史を誇る国重要民族無形文化財に指定されているのですよ!

 

奇祭と聞くと危険だったり過酷という内容のものが多い印象です。

鬼祭はと言えば・・・安全ですが別の意味で危ない。

ただ主役となる赤鬼には非常に過酷な試練が・・・・。

 

今回はそんな鬼祭に行ってきたお話です。

まずはざっくり鬼祭を見に行ってみたいという方が知りたいだろうなという情報をまとめました。

 

 

 1:開催日とスケジュール

 

 

日付は【毎年2月10日・11日】固定で、天候に関係なく決行です。

 

2月10日(宵祭)

08:30       青鬼修祓 
10:00       青鬼出動、岩戸舞【青鬼厄除飴まき行事】

11:00     開運厄除特別祈祷、【開運飴まき行事】

12:00     五十鈴神楽

14:30   子鬼神事予習

15:00   奉幣祭

15:30   奉賛会【厄除飴まき行事】

16:15   岩戸舞と青鬼【青鬼厄除飴まき行事】,宮司談合宮へ参向

18:00   青鬼帰還

19:00   夜宮祭(浦安の舞)、赤鬼と天狗のからかい、司天師田楽、諸神楽予習

21:00       夜宮祭祭事終了

 

2月11日(本祭)

08:30   御日の出神楽、子鬼修祓

10:00       例祭(献幣使参向、浦安の舞)、奉賛会【厄除飴まき行事】

11:10     供物・赤鬼・天狗・黒鬼修祓、司天師修祓

11:50     子鬼社参【子鬼厄除飴まき行事】、田楽ならし(潔斎殿前)

12:30     神事祭(浦安の舞)、五十鈴神楽、奉賛会【厄除飴まき行事】

13:20     御的の神事

14:00     赤鬼と天狗のからかい、司天師田楽、諸神楽

16:00       御玉引の年占

17:00       談合宮へ御神幸

17:10     神前奉納太鼓

18:00     本社へ還幸

19:00     子鬼帰還     

22:00     司天師帰還

23:00       赤鬼・天狗帰還

  

見所は11日の「赤鬼と天狗のからかい」と言われています。

 

 

 

 2:会場とアクセス  

 

愛知県豊橋市にある安久美神戸神明社(豊橋市八町通3-17)を中心として行われます。

JR豊橋駅から徒歩約20分、路面電車の豊橋公園前か市役所前下車で徒歩約2分。

 

 

 

 

 3:駐車場

 

 

最寄りでは豊橋市美術博物館駐車場がありますが有料で台数も多くないです。(1回500円、美術博物館利用者は3時間無料)

地元と見られる方々は少し公園を奥に進んだテニス場などの前の駐車場を利用していました。(台数も多く無料)

ただし鬼祭の日は観客が多く駐車するので昼には満車になってしまうと思います。

僕が行った日は土曜日で観客が多かったこともありますが、11時には満車になっていました。

ここを利用する場合は早めの到着を!

 

 

 

 

ここから鬼祭観覧レポート

 

鬼祭は2月10日・11日と2日間に渡り色々な行事が執り行われます。

2日間に渡って執り行われる鬼祭の行事の中でも見どころと言われるのは11日の「赤鬼と天狗のからかい」

僕も11日の赤鬼と天狗のからかいの時間に合わせて会場に向かいます。

(午前中は鬼祭をチラ見したあとに市内散策に出かけました)

 

会場となる安久美神戸神明社周辺には屋台が数多く出店。

 

 

 

会場内に到着したのは14時過ぎ、土曜ということもあってすごい観客の数です。

身動き取るのも大変な中なんとか観覧できそうな場所を確保。

 

 

 

袴を着ている少年は将来の天狗や赤鬼候補。

しかしそんな少年もゆったりと長い儀式にぐったり。

気持ちはわかるよ!

 

 

 

って、そもそも鬼祭ってどんなお祭りなの??

という部分を説明していなかったのこちらをどうぞ。

 

鬼祭は、東三河地方に春を告げる祭りとして古くから受け継がれてきた安久美神戸神明社のお祭りで、毎年2月10日、11日に行われます。日本の国の始めの神話を田楽に取り入れて神事としたもので、それぞれの所作がものがたりに裏付けられています。平安時代から鎌倉時代に流行した田楽を古式を崩さず受け継ぐ貴重な祭りとして国の重要無形民俗文化財に指定されています。 祭のクライマックスは11日に行われる「赤鬼と天狗のからかい」で、赤鬼は荒ぶる神、天狗は武神を表し、いたずらをする赤鬼を天狗がこらしめようとして両神秘術を尽くして戦い、赤鬼は再三挑戦したが天狗にはかなわず、その非を悟って持っていた白粉餅や穀物の粉で罪・けがれを祓い清めて里人に償いをしました。この餅がタンキリ飴の由来で、赤鬼は、これを神前に捧げ、「アーカーイ」と叫び、白い粉と一緒にタンキリ飴を撒きながら神明社を出て、町中を巡ります。これを食べると厄除けとなり、夏病みをしないと言われています。

[豊橋コンベンション観光協会サイトより引用] 

  

 

なるほど、よくわからん。

ってこれを読んでいる9割くらい方はそう思ったと思います。

僕だって赤鬼が粉と飴を撒くんだなくらいしかわかりませんでした。

 

百聞は一見にしかず、お祭りの様子を撮影してきた動画を作ったのでご覧ください。

説明はそれからでも遅くない!!

 

 

 

 

どうですか?

おわかりになりました??

奇祭ですよね???

僕もかなり粉まみれになりました、特にカメラとかの撮影機材が!!

粉まみれもそうなのですが、僕としては赤鬼が連行されるように街中を巡る光景がシュールでツボでした。

 

 

天狗に懲らしめられて改心した赤鬼は人々に厄除けタンキリ飴をもって償い、

のちに神様として崇められるようになり、赤鬼に触るのも恐れ多いというほどまでになっているお祭りなのです。

観客は縁起物であるタンキリ飴を求めて祭りで粉まみれになったり赤鬼の後を追うのです。

撒かれた飴を拾おうと小学1年生くらいの男児とおばあちゃんが本気で競っていた光景はなかなかに凄まじかったです。

なのに僕は運良く労せずしてタンキリ飴を手に入れてしまってごめんなさい。

 

 

 

16時頃に神社から街へと出た赤鬼は(正確にはお付きの人が)タンキリ飴を撒きながら街のあちこちを巡っていきます。

そして赤鬼が街を回り終えるのは日付が変わる頃なんだとか。

付き添いの人も大変ですが、赤鬼はもうほんと中で真っ白になってるでしょうね・・・。

 

 

なんかゆるそうに見えて実はかなり厳格で過酷な鬼祭。

ここでちょっと耳にした鬼祭の小話をご紹介。

 

 鬼祭小話 

  • 赤鬼・天狗の役を演る人は赤鬼担当の町内、天狗担当の町内から輩出すると決まっており、その担当町内は固定
  • 担当町内に生まれた男性のみしか赤鬼・天狗の役をできない
  • 赤鬼の町内に生まれた男児は子供の頃から赤鬼貯金をする(100万円以上かかるとか)
  • 赤鬼役の人は病気になろうが怪我をしようが当日欠席できない(親族に不幸があった場合のみだけ許される)
  • 赤鬼役は鬼祭り当日までの数日間は女性の作った料理を食べてはいけない
  • 赤鬼の衣装は全部で約20kg
  • 鬼祭は台風のような天候だろうとも雷だろうとも決行

 

 

最後に僕からのアドバイスを少し。

鬼祭を見に行かれる方でデジカメなどで撮影する際はレンズの内部に粉が入らないように要注意です!!

僕のデジカメのレンズ内にはがっつり白い粉が・・・・うぅ( TДT)

ついでにパソコンも落として液晶がパリーーン・・・・・・うぅ( TДT)( TДT)

 

 

 

これが鬼祭のやり方かぁ!!

 

 

みなさんはくれぐれもご注意を!

 


コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    (土曜日, 03 3月 2018 00:57)

    どんまい

  • #2

    もずく(管理人) (水曜日, 07 3月 2018 18:29)

    ありがとう、強く生きます