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蓬莱門|干潮時だけ歩いて行ける奇岩の門【北海道おすすめスポット】

北海道室蘭市の海上に神秘的な石門があるのをご存知ですか?満潮時には小舟が通ることができるほどの空洞を持つ奇岩の名は「蓬莱門」といいます。

 

実は特定条件時のみここに歩いていく方法があるのです。

 

 

蓬莱門

蓬莱門の形・質感・佇まいは本当にすごいので是非皆さんにも見てもらいたい。ただし安全に行くには条件がありますので行き方も含めて解説していきます。 

※2021年7月に動画と情報の追加

 

蓬莱門へ歩いて行ける条件
条件1:日が沈む前

明かりなどは一切ないので夜間はおすすめしません。足場が悪いので危険です!

 

条件2:天気が荒れていない時

強風や波が高い日は言うまでもなく危険!雨天時も滑りやすいので避けたほうがよし。

 

条件3:大潮付近の干潮時

潮位が40cm未満だと歩いて行けるという情報もあります。しかし実際に行ってみた経験としては30cm未満、できれば20cm未満が推奨です。

※撮影時は干潮で水位14cmというのを参考にご覧ください。

 

以上の条件を満たせば安全に見に行くことも可能です。

 

 

蓬莱門への行き方

前提として十分に気をつけてください!

トイレは行く前に済ませてください!!

 

蓬莱門へは地図にない道を進むことになります。ここでしっかりと解説していきますので道を間違えないように気をつけてください。迷うほどの道ではありません。

 

まずは夢の森という場所を目指す

夢の森の入り口までは地図で検索すれば出ます。

 

奥へと続く砂利道があるので進む

看板の右手方向になります。

 

車止めゲートに突き当たる

 

車はその手前にある空き地に駐車し、ここからは徒歩になります。

 

ゲートの先を下って海岸へ

密漁禁止ののぼりがはためくゲートを越えて砂利道を進みます。

 

段々と道が狭く草深くなっていき、本当にこの道であっているのだろうか・・・と不安になりますがこの道です。

  

急な下りになったところで命綱が張られています。これが本当に助かる存在。

 

乾いていればさほどですが、濡れていると結構滑る地面なので滑らない靴のほうが好ましい道のりです。

 

歩き始めて10分ほどで漁師さんの道具置き場らしき小屋の横に出ます。

※この小屋は帰り道の目印として重要!

 

小屋の目の前はもう海岸線。空は晴れているのにこの付近の海だけ霧に・・・!

 

海岸に出たら左へ進む

大きめの石で埋め尽くされる海岸線は歩きにくい!乾いていれば滑らないけれど不安定。蓬莱門の方向にはより濃い霧が出てきました…。 

 

左を見れば層状の岩壁。こいつが風化して崩れ、足場の平らな石となっているようです。

 

右を見れば小型の漁師舟。密漁ではないですよ、多分。

 

ほどなくすると岩と岩の隙間が見えてきます。

 

あの奥に何か空洞が見える、あれが蓬莱門!?

 

ここまでは一切濡れずに歩ける道のり。しかしここで最後の難関が!?

 

このあたりは潮が引いていないと海の中ゾーン。端の方をゆっくり歩き・・・靴の中までは濡れないように渡り切ります。ここまで来ると潮は引いていても水の残りはちらほら。

 

 

ついにお目見え蓬莱門

駐車場からここまで約20分の道のりでした。特徴的な岩肌と霧が相まってより幻想的な光景が広がっています!

 

陸地の方はやっぱり晴れているけれどここは霧。

 

できる限り近づいてみます。

見事なミルフィーユ層、でも右3割くらいは岩質が違う??満潮時はこの穴の中を舟で通れます。そういうツアーもあるらしいですよ。

 

門の手前に幅1m弱ほどの川のような海があり、これを渡らないことには蓬莱門にタッチできません。

 

見た感じでそこそこ深そうですし、足場も悪いので、もし落ちたら危険だろうな…。ということでこれ以上蓬莱門にお近づきになるのは断念。 

 

 

上の写真の状態で潮位約14cmですから30cmくらいになるとかなり足場が限られそうです。40cmになるとこのあたりはほぼ海の中、見に来るには最低でも長靴、下手すりゃウェーダーが必要でしょうし、波を考えるとかなり危険も。やはり大潮の干潮を狙わなければなりません。

 

海の色が独特で神秘的

ところでお気づきでしょうか?

海の水が透明なのはもちろん、色味が碧くてとても綺麗なんです。

 

晴れている部分はかなり青い。

 

霧に包まれていても独特な碧さが出ています。

 

後日、もっと白い雲に包まれている日に行ってみると水の色がまた全然違う!青さはほぼなく、白さと言うかエメラルドグリーンの濁りと言うか、そんな色味が強く出ています。

 

ここに来るまでの海岸線はこんな色ではなかったのに、蓬莱門の周囲だけ何か色が違わない!?原因はわかりませんが、そんな神秘的な海です。

 

周囲の地形も神秘的

蓬莱門の周囲は節理を中心とした変わった岩盤がぐるりと囲んでいます。

 

柱状節理が縦ではなく横に倒れて露出している姿はまるで光ファイバーのよう。しかし、黒っぽい蓬莱門とは色味がまるで異なります。

 

ということは蓬莱門とは生成の過程が違う?どのようにして誕生した地層なのだろう?有珠山の噴火? でもイタンキ浜のあたりとは全然違う。専門家に話を聞いてみたくなるほど興味深い地形です。ブラタモリで室蘭は既出ですし、蓬莱門は取り上げてくれないだろうな~。

 

 

蓬莱門だけではなく、周囲の岩や海も見ごたえがあり一石三鳥。条件が合えば抜群の景勝地です。しかし観光地しての整備は難しいでしょうし、して欲しくないとも思います。この自然のままの、綺麗なままの景勝地でありますよーに。

 

なんてことを考えていたら20分以上滞在していました。潮が満ちてくる前に退散です。

 

帰り道が霧で包まれた・・・!

 

 

動画

 

 

 

蓬莱門ポイント
  • 所要時間は往復40分+見学時間
  • 足場が悪いので歩きやすく濡れにくい靴で(長靴は長靴で歩きにくい)
  • 転ぶと岩で肌を切る可能性が高いのでそれなりの服装を
  • ほとんど人目に触れない場所なので事故にはくれぐれも注意!
  • 可能なら複数人行動を推奨
  • 携帯の電波は微弱ながらあり

絶景で是非ともおすすめしたいスポットでありますが・・・

くれぐれも注意して自己責任だと強く理解した上で行ってみてください!

 

よい景色を!!

 

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