きのとや 極上牛乳ソフト・宇治抹茶ソフト｜濃密でコク深い驚愕のタワー【北海道・札幌グルメ】

駐車場

南郷通を曲がった店舗裏側に45台分も完備。よっぽどのことじゃなければ困ることもなさそうです。

KINOTOYA cafe

ソフトクリームはショップでの販売ではなくカフェメニューの１つです。店舗正面から見て左奥の別棟「KINOTOYA cafe」へ。

極上牛乳ソフト

8段巻きの美しいタワー

出オチと言わんばかりのインパクトがすごい…。ワッフルコーンの上に巻かれた数は8段。バームクーヘンに傾きかけた自分から見ても真っ直ぐで傾きのない美しい1本。このボリュームで430円とは…驚き。

濃密食感

先端を口ですくい取ろうとすると柔らかいのに重い。かなり濃密な口当たり、ねっとりとした高密度食感なのです。それはスプーンですくってみても一目瞭然。伸びるように、尾を引くように、ねっとりしていますから。

そしてきめ細やかでなめらか、まろやかな口溶け。水分によるシャリシャリ感や表面の固さは全くありません。これはお高いソフトクリームマシンを使っていそうな予感。

飽きない甘さとコク

その味わいはバニラではなくしっかりとしたミルクの風味。隠し味にマスカルポーネを使っているそうですが目立たずコクを出す役割のようです。甘さは控えめで、濃厚すぎずクドすぎず、このボリュームを食べるのに適した飽きにくい美味しさに仕上がっています。

そこに合わさるワッフルコーンはサックサクで良い香り。後半のアクセントとして活きる存在なのでカップよりもコーンでの注文がオススメです。

ここまでねっとり濃密なソフトクリームはなかなかな個性派と言っていいでしょう。さらに味・量・価格を総合すると『かなりすごい１本』、極上という表現にも納得という評価で今回の同好会レポートを提出いたします。

宇治抹茶ソフト

極上牛乳と同じく濃密食感

こちらもねっとりと柔らかい濃密な口当たり、高密度食感です。口溶けもなめらかですが、極上牛乳よりもほんの少しだけきめ細やかで劣るような気も。しかしながらやはり個性的でハイレベルな食感です。

すっきりとした抹茶

抹茶の存在感は香りにあり。苦みや渋みはなく、すっきりと仕上げています。そして甘さは結構控えめ、極上牛乳よりも控えめな気がします。これは軽快な抹茶感を活かすためのバランスなのかも。

ソフトの中にあんこ

表面的にはわかりませんが、実は抹茶ソフトの中には十勝小豆の餡という粋な仕掛けが施されています。この粒あんは香りが良く、甘さはしっかりめ。甘さ控えめなソフトのアクセントとして力強い存在なのです。