うなぎパイファクトリー｜あの銘菓をアイスクリームにブレンド【静岡・浜松グルメ】

静岡県で一番有名かもしれない銘菓「うなぎパイ」がソフトクリームになっている！？そんな情報を耳にしました。銘菓とソフトをどのように組み合わせているのか？同好会として気になる存在ではありませんか？

ならば参りましょう。全国各地で実食したソフトクリームの中からオススメのもの、個性的なもの、興味深いものをレポートにしているソフトクリーム同好会のお時間です。

春華堂 うなぎパイファクトリー

やってきたのは「うなぎパイ」の本拠地である浜松市。メーカーである「春華堂」のうなぎパイファクトリーです。

工場見学、カフェレストラン、直営売店を備えた観光スポットにもなっていますが、我々の目的地はこの中ではありません。工場前に停車している「移動カフェ うなくん号」へ直行です。

ここにうなぎパイジェラートがあるのです！（2024年9月現在は各50円値上げ）

ん？ジェラート？我々はソフトクリーム同好会なのですが、その他メニューを探してもジェラートしか見当たりません。

支払方法は色々あるのにソフトクリームがありません。

なるほど…、私の推理が正しければ…、今回の情報元はジェラートをソフトクリームと誤認していた！ということでしょう。確かに写真だけ見ればそう勘違いしても不思議はありません。

こうなったらこれをソフトクリームとして押し通すしか…。たまにはそういうレポートもいいかもしれない。では期間限定のV.S.O.P＆モンブランの登場です！

ジェラートの上にぐるぐるとたっぷり巻き上げたモンブランクリーム。その背面には半分に割られたV.S.O.Pうなぎパイを構えています。

もう半分はどこに？それはジェラートの中！

注文後に砕いたうなぎパイとアイスクリームをブレンド。アイスの中でサクサクの食感がアクセントとなっているソフトクリーム、いやジェラートなのです。

食してみると、きめ細やかさ、滑らかさ、口溶け感などの食感がソフトクリームよりも粗く、やっぱりジェラート。とはいえ同じアイスクリームですし、普通はそんな差を気にすることもありません。

アイスのベースはあっさりめのミルク、そこにプラスされるうなぎパイの甘さと風味がマッチ。ナッツうなぎパイだともっと合うかもしれません。

モンブランクリーム自体は美味しいのですが、この組み合わせで食べるには甘さと主張が少々強め。うなぎパイの存在を楽しみたいのならモンブランなしでいいかなと。

以上、『似て非なるもの』をレポートしたソフトクリーム同好会でした。