小室山｜山頂の絶景テラスはフォトジェニックスポットにリニューアル【静岡観光スポット】

プレートの動きにより現在も本州に突進を続けている伊豆半島。この地殻変動によりさまざまな地形を生み出し、世界でも類を見ない特異な場所としてユネスコ世界ジオパークに認定されています。

ならば巡ってみよう！伊豆半島ジオパーク観光シリーズの第１回は、伊豆観光の定番中の定番スポットである大室山、ではなくて『小室山』から参ります。

小室山

小室山の標高は321ｍ。大室山の標高580ｍと比べて6割ほどの高さしかない、その名のとおり小さな山です。その外観もイメージするジオパーク的な雰囲気とは少し異なります。

正直言って『山自体は平凡』なのですが、2021年にリニューアルを遂げた小室山は『ゆったり景色を楽しむのならば大室山よりも向いている』とも言える施設に進化を遂げたのです！

山上をぐるっと回るようにウッドデッキの遊歩道が敷かれています。ここから見ると空と一体化しているようで映える。

海と一体化しているようでこれもまた映える。

このデッキをうまく使えば何か面白い写真が撮れそうな気もするのですが…、そこはフォトジェニック上級者のみなさんにお任せします。

この展望デッキから見える景色は、海の向こうに三浦半島や伊豆大島。

さらにはこんもり丸い大室山の姿も。

少し下を覗いてみると…あるのはカフェ利用者専用スペース。見晴らしの良い特等席でゆったりティータイムというわけです。少し突き出た展望台も設置されており、これもまたフォトジェニックスポット。

ウッドデッキの下、地中と一体化していた施設は映えを意識したメニューのあるカフェ「Café・321」だったのです。

カフェとは別にベンチもあります。こちらで海を眺めながらゆったりもありですね。

空と海の青が映える空間にリニューアルした小室山には大室山とはまた違った魅力があるのです。リフトに乗らずとも手軽に登れますし、小室山にも清き一歩を！