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【2022年】掛川祭(大祭)の開催概要と現地レポート(日程・会場・駐車場・出店など)

2021年の掛川大祭は新型コロナウイルスの影響で神事のみ催行となりましたが、2022年は通常に近い形での掛川祭開催が予定されております。ただし今後の感染状況によっては、中止・延期または規模縮小など内容が変更となる場合があります。

 

静岡県掛川市にて毎年10月上旬に行われる掛川祭。これを3年に1度の周期で大規模に行う掛川大祭。秋夜の心地よい空気に屋台の輝きと軽快なお囃子が相まった風情を楽しめるお祭りです。

 

2018年に『今年は3年に1度の掛川大祭が開催されるよ』という誘惑を受けた自分は『これを逃したらまた3年後…ならば今年行くしかあるまい』と観覧に行っておいたのが大正解。後に流行する新型コロナの影響で2021年の大祭は実質中止となったのです。

 

ここでは現地で収集してきた情報、掛川大祭の体験、さらには事後学習をもとに掛川祭の開催概要「日程・時間・会場・駐車場など」、お祭りの様子、観覧に役立つ事前情報などをお伝えしていきます。掛川祭って調べても意外と情報が少ないんですよこれが。

掛川祭とは

毎年10月上旬に掛川駅周辺市街地を中心に行われる7つの神社と41の町によって行われる合同祭典。掛川城の周辺を華やかに装飾された屋台が各町内を練り歩き、威勢のよいお囃子の調子と共に市街地は祭り一色に染まります。

 

大祭と小祭の主な違い
掛川祭=大祭+小祭

大祭は3年に1度、小祭はそれ以外の年に開催されるもので合わせて掛川祭と呼ぶそうです。ちなみに読み方は「おおまつり」「こまつり」

開催日数
  • 大祭|10月第2月曜(祝日)を最終日とする金~月の4日間
  • 小祭|10月第2日曜を最終日とする金~日の3日間
内容

大祭のみ三大余興が披露されます

  • 大獅子
    重さ220kgの巨大な頭、25mの胴体の巨大獅子を百数十人が呼吸を合わせて操り、激しく威勢よく舞う
  • かんからまち
    二頭の雄が一頭の雌を巡って競い合うという獅子舞行事
  • 大名行列(奴行列) 

 

2022年 開催概要

掛川祭公式サイト

 

日程と時間

2022年10月7日(金)~9日(日) ※10日(月)は予備日

  • 初日|18:00~21:00
  • 2日目以降|9:00~21:00

※次回の大祭は2024年(令和6年)

 

会場

メインは掛川駅北口~掛川城のエリア。その他に市内一円の巡行も行われます。駅からまっすぐ北に進めば会場なので迷うことはまずないです。連雀西交差点がもっとも屋台が集まる見所ポイントでした。

交通規制と駐車場

祭典の時間帯は連雀西交差点周辺が交通規制で車両通行不可となります。駅北口の前を東西に走る道路は規制とならず通行可能です。

 

専用駐車場はなく、駅周辺の有料駐車場を利用することになります。しかし祭典中は交通規制で大手門駐車場は利用不可。会場との距離・料金を考慮したオススメ駐車場をいくつかピックアップしますので、予定に合わせて使い分けてください。

  • ウィタス138パーキング
    徒歩1分 / 30分100円・24時間1000円
  • スペースeco掛川駅前
    徒歩4分 / 前払いチケット制24時間500円
  • スペースECO 掛川駅前第2
    徒歩5分 / 前払いチケット制24時間500円
  • 掛川駅南第二駐車場
    徒歩7分 / 60分100円・24時間1000円
見どころ
  • 徹花の儀式
    屋台がすれ違う際に行われるお囃子合戦。通常より速く激しく奏でられます
  • 三大余興(大祭限定)
    中でも大獅子にはかなりの人が集まります

屋台は昼は各所で巡行し、夜は中心部に集合します。そのため夜は徹花の儀式が高密度で行われ、盛り上がりも増します。基礎知識としてこちらもどうぞ(参照:掛川大祭公式サイト

おすすめの観覧場所

大祭の際は掛川城下通りに「お祭り広場」という場所が設置されます。そこでは2日間で全ての屋台と余興が披露されるのでまとめて見るには便利です。タイムスケジュールも公開されますが、三大余興は特に混雑して場所がない可能性も高いのでお早めに。

その他注意点

余興しながら移動する山車の前を横切ると怒られます(戻らされます)。少し離れていても怒られる可能性あり。余興中なのかただの移動中なのかわかりにくい場面もあるので、横切る際は常に「団体の後ろ」にしましょう。えぇ…、わからずに怒られましたとも。

掛川大祭当日の様子

祭の時間は朝9時からですが…屋台が本気を出すのは夜から。交代制で出番の町内以外は日中はだらだらとしてる感じです。日中は三大余興やお祭り広場での余興を楽しみ、合間を縫って掛川城を見たり食事をしたりするのが良いでしょう。

 

大獅子

三大余興のひとつである大獅子がお祭り広場にて演舞を行います。場所は掛川城とお祭り広場の間にある逆川の橋の上、掛川城方面から大獅子が蛇行しながらやってきます。

 

入場行進は思っていたよりも混雑せず、場所確保もすんなりで観覧できました。頭だけで220kgあるだけあって大きい。胴体は布、中から棒で持ち上げてる感じでしょうか?

 

事前の調査ではかなり混雑するという話もありましたが、実際はそんなこともなく。ご覧の通り簡単に至近距離で大獅子を見れちゃいました。

 

っていうのは入場行進まで!

 

大獅子演舞は大混雑

広場での演舞は早めの場所取りしていないとまるで歯が立たず。。。 巨体がぐるぐる舞っているのを隙間からチラ見するのでやっとです。

 

ただ、大獅子は大きいがゆえに動くのが大変そうで舞としては単調気味な内容。これならお祭り会場への入場が見られれば満足かなという感じもあります。場所取りを省きたい人は入場時にさらっと見に行くくらいでOK!

 

金歯がキラリ争奪戦

大獅子は夕方頃にお役御免の解体となるのですが、その時に行われるのが金歯争奪戦。金歯を手にすれば無病息災などになるという縁起物だそうです。

 

自分はてっきり夜のお祭り終了の儀として行われるものだと勘違い。争奪戦に参戦どころか観覧することすらできず…。悔しいです!ただ演舞の混雑具合を考えると金歯争奪戦はもっとすごい混雑でしょうし、どのみち観覧すら難しかったかもしれません。

市街地の様子

明るいうちははっきり言って静かなもんです。屋台も夜に向けて準備中だったりします。

 

日中に余興を楽しむには

お祭り広場に張り付くのがベストです。というかそれしかないと思います。路上ではたまに屋台が演奏をしているくらいなもので、特に盛り上がるような余興は少ないでしょう。各町の屋台が一斉にお囃子で盛り上がるのを楽しむには夜まで待つ必要があります。

 

夜まで散策

露店は道路沿いの広い範囲になかなかの出店数があり、中には本格的に鳥を焼いていたりと面白いものもあります。

 

銅像を露店の中に取り込むという斬新なお店も。

 

屋根付きの商店街とその前にも露店が並びます。

 

レトロ~!この商店街にはかなり年代を感じる店もあって散策すると面白いかも。

 

夕日に照らされる掛川城。

 

17時頃になると各町内を出発した屋台が徐々に中心部に集結!

19時頃から祭りが本格化

暗くなると屋台が移動しながらお囃子演奏を開始。連雀西交差点周辺をぐるぐると巡行していきます。夜の見どころのお囃子をブログではお伝えできないのが残念!※動画にして文末に載せておきました

 

屋台ではなく獅子舞の町内も発見。

 

徹花の儀式

各町の屋台がすれ違おうとしている!?ここで前述した見どころの「徹花の儀式」が発生します。

 

ざっくりと儀式の内容を説明します。

  1. お囃子の演奏を止め、両町の「外交」と呼ばれる担当者同士が話し合う
    内容は挨拶や折衝とのことですが会話内容までは聞き取れず!
  1. 屋台を横に並べ車輪の軸を両町で合わせて停止
  1. 合図でアップテンポお囃子演奏の演奏を開始し、すれ違いを始める
  2. 完全にすれ違ったら終了、通常のお囃子に戻る。

 

徹花の儀式は狭い道を屋台がすれ違う際に行われるもの。どちらが先に通るかなどで揉め、外交がうまくいかない場合は衝突するといった具合。実際に昔は殴り合いの喧嘩沙汰にまで発展したそうです。

 

時が流れた今では形を変えて、屋台同士の競い合いやぶつけ合いくらいになっているのかな?と思っていたら、現代では道幅が広がり、すれ違いも容易になり、争いなどない!

 

徹花の儀式には緊迫感が不可欠と公式サイトで紹介されていますが、実際は平和そのもの。見ている側からすれば緊迫感など感じられず、予定調和の和気あいあいムード。ここは若干残念だったポイントです。

 

屋台の周りに集まる観客

身動きが取れないほどでもなく、思ったよりも観覧難易度は低いです。屋台についていったり間近で観覧することも全然可能です。 

21時・大祭終了へ

四日間の祭の締めを各町内ごとに行い、3年に1度の大祭の幕が閉じようとしています。

 

終了後は自分たちの町へと帰り、格納庫に収納。これから〆の宴会が始まるそうです。 

 

一気に静まり返る市街地

片付けは結構手早く、屋台は颯爽と自分の町へと帰っていきます。祭りの終わりを見ながら余韻に浸り・・・あれ?夕飯は食べましたか?そんなあなたに屋台村がありますよ、でも23時までですけど。 

 

駅から車で5分ほどのところにハンバーグレストランさわやかもありますよ。でも22時半ラストオーダーですけど。 

裏話的余談

お祭りの最中に現地の方が会いに来てくださり、色々教えてくれました。その中でも驚いた情報の1つが…

 

屋台や大獅子の余興を行うためにアルバイトを雇っている

 

なんですと!?

 

掛川も若者の流出が激しいそうで人員確保が大変なんですって。宿泊交通費付きで募集しているんじゃないかという話です。お金もらって大獅子の中に入れるなんて僕ならやってみたい。問題はどこを窓口に募集しているかですけど、みなさんもどうですか?

動画

とあれこれ説明しても文字と写真じゃ風情が伝わらない?そう言われると思って動画にしましたよ。

個人的評価

三大余興は見るなら「かんからまち」が一番面白そうです。大獅子を見るなら金歯争奪戦に参加するのもいいかも。ただしかなりの競争率とのことなのでお覚悟を!

 

ただ自分的には三大余興よりも夜の屋台の雰囲気をゆったり楽しむほうがおすすめです。それこそお酒を飲みながら参加・観覧している人も多く、かと言って荒れた雰囲気もなく、迫力を求めずに平和的に風情を楽しむ祭りだという印象です。

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